こんにちは。
今日もお金の勉強をして資産形成を加速させましょう!
今回は、生命保険の必要性について学んでいきたいと思います。
お金に縛られない自由を求めて資産形成中の20代会社員が自身の経験をもとに、資産形成のノウハウやお金の知識について発信している著者が執筆しています。
・20代会社員
・社宅一人暮らし
・20代1000万円達成
・積立投資:持株会5万/オルカン10万
・高配当株や個別株を不定期にスポット買い
多くの方が加入している生命保険。
資産形成する上で、リスクのヘッジとして必要なのか、はたまたお金の無駄使いなのか。
今回は、当たり前になっている生命保険に切り込んで話していきたいと思います。
生命保険とは
生命保険には大きく2種類があります。
掛け捨て保険 と 積立保険です。
どちらも、大勢の加入者が掛け金を出し合い、万が一の死亡や障害時に保険金が支払われます。
積立保険では、満期後に年金(満期保険金)を受け取れます。
掛け捨て保険
主に定期保険と言われるタイプです。
保障の期間が定められているので期間後はお金が戻ってこないため、掛け捨てと呼ばれます。
みんなでお金を出し合い、万が一の方に支払われる共済の側面が強く、保険の根幹となる部分です。
元気な人には支払われないため、保証が手厚くそれに対して保険料が安く設定されています。
例えば、月1,000円で死亡保険一千万の保険などがあります。
最低限の催事や子供のためへの資金として、必要となる場合があるでしょう。
積立保険
いわゆる終身保険と呼ばれるものです。
保険期間がないため、保険満了後に年金としてもらえるもの等があります。
有名なところだと、「学資保険」や「個人年金保険」、「養老保険」などがあります。
そのどちらも、加入者全員がもらえるため、共済の考え方より個人積立の側面が強くなります。
つまり、自身が積み立ててきた額を保険会社が代わりに運用し、満期後に支払うようなイメージです。
一般的な積立型保険の返戻率は、10年で105 %程度です。
積立途中で万が一のことがあれば、保険はもらえますが、
積立後を考えると、利回りの良くない投資商品にしか見えませんね。。。
生命保険が要る人要らない人
大前提:積立型保険は一切要らない
積立型保険は、種類が多く名前も複雑なので一見分かりにくいですが、
個人年金保険を含む満期後に保険が支払われるものすべて、必要ありません。
というのも、積立型保険を積み立てるなら、もっと他の利回りの良い投資商品があるからです。
また、株式であれば、積立型保険とは違い途中で資金の出し入れも自由に行えます。
自由度の高い資金があるだけでそれが一種の保険の役割を果たします。
使わない時は、投資で運用して、万が一資金が必要になれば、売却して補填できます。
一般的な積立型保険では、10年で利回り5%(年0.5%程度)に対して
インデックス投資では、年5~7%のリターンが期待できます。
積立型保険にお金を掛けるくらいなら、インデックス投資をしなさい
ということですね。
保険を解約する時に、途中解約は損をするような違約金設定になっている場合があります。
そのため、元本が保証されるまで数年後まで我慢する方も多いのではないでしょうか。
でも、低利回りで運用される資金は、機会損失でより損しています。
解約金という目先の損よりも、資産運用で得られる今後の利を取っていくことで全体的に見れば大幅な利益となるはずです。
躊躇せず、今日からでも、要らない保険は解約しましょう。
かく言う筆者も、保険には一切加入していません。
自分の資産が何よりもの保険になっています。(自分の資産なので信頼度が違いますね)
生命保険が必要な人
では、掛け捨て保険ではどうでしょうか。
これは、共済という側面があるため、万が一の時の資金になります。
保険料も安いものが多く、数千円で数千万円の補償を受けることができます。
特に、
・親が裕福でなく、催事のお金が心配な人
・子供がおり、養育費や教育費の備えがない人
は最低、限掛け捨ての生命保険は必要だと思います。
万が一の時に、親族や家族を守るためには、リスクヘッジとして備えるようにしましょう
生命保険が要らない人
逆に、生命保険が必要でない人はどういう人なのでしょうか。
それは、
・独身でその後の心配がない人
・催事等の備えがもう既にある人
・子供がいても、今後の養育費や教育費になる資産がある人
これらの方は、掛け捨て保険であっても、加入の必要性ありません。
自分の資産が保険代わりになりますからね。
株式などの適度なリスクで、適切なリターンを狙って資産運用していきましょう。
より資産形成することが何よりの保険になりますよ。
保険に入らないだけで、毎月数万のお金を捻出でき、投資に回すことができます。
適切な利回りで投資することでより資産を増やすことができ、ますます保険の必要性が薄まります。
この脱保険の好循環を生むことができれば、強い力となると思います。
まとめ:保険が必要な場合もあるが、脱保険できるように資産形成を進めましょう
今回は、生命保険について解説してきました。
一口に生命保険と言っても、「掛け捨て保険」や「積立保険」があり、積立型保険の中にも学資保険や個人年金保険など様々な種類があることが分かりました。
掛け捨て保険は、保険料が安く保証も手厚いものが多く、共済の側面が強い保険でした。
一方で、積立保険は、種類は多いものの考え方はどれも同じで、利回りが極端に低い悪質な投資商品でした。
積立保険にお金を使うなら、インデックス投資などの適切な利回りを得られる資産運用をしていきましょう。
また、子供がいる家庭などのどうしても保険が必要な方もいます。
万が一に備えるなら、掛け捨て保険に都度加入して、リスクヘッジしましょう。
保険に頼らなければいけない人も、いづれは脱保険できるように、資産形成を進めていくことが大切です。
多くの人が加入している生命保険ですが、
その必要性は人それぞれで、必要の有無は良く考えなければいけません。
まずは、保険と投資は分けて考えて、それぞれのベストを選択することが必要です。
(保険と投資を一緒にした積立型保険は、どちらつかず)
さらに、いづれは保険に頼らなくてもよい資産を築き上げたいですね。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。
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