資産1000万円を達成すると資産形成は加速するのか【実際に1500万貯めて感じたこと】

こんにちは。
今日もお金の勉強をして資産形成に繋げていきましょう!

今回は、資産1000万円を貯めると資産形成は加速する噂について、実際に1500万円を貯めて感じた資産形成スピードについてご紹介します。
本当に資産1000万円形成するとより資産形成スピードは上がるのでしょうか。
その真意と資産1000万円後の資産形成のあり方について伝授できればと思います。

この記事は、1500万円を貯めて感じた資産形成スピードについて書いています。
約15分(4500字)で読むことができます。

はん

お金に縛られない自由を求めて資産形成中の20代会社員が自身の経験をもとに、資産形成のノウハウやお金の知識について発信している著者が執筆しています。
 ・20代会社員
 ・社宅一人暮らし
 ・20代1500万円達成
 ・積立投資:持株会5万/オルカン10万
 ・高配当株や個別株を不定期にスポット買い

実際に20代で資産1500万円を達成しましたので、これまでの道のりを振り返りつつ
当時資産1000万円を達成したときのインパクトについてご紹介します。
ぜひ皆さんのこれからの資産形成へのモチベーションとなれば幸いです。

目次

資産1500万円を貯めたまでの道のり

私が資産1000万円を達成したのは2022年の後半でした。
それから約一年で資産を500万円増やし、ようやく資産1500万円を達成することができました。

今までの資産推移を改めてまとめましたので、ご覧ください。

私が貯蓄で一番苦労したのが、1000万円を貯めるところでした。特に、その内始めの100万円は、何をやっても貯金ができず、ほぼその日暮らしのような状況でした。初めの100万円を達成後は、緩やかではありましたが徐々に貯金は増えていきました。

オレンジの点線で示した線が、2次関数の近似曲線を示しています。

これを見てもわかる通り、コロナで貯蓄を意識し始めた2020年ごろから資産増加の傾きは増えて
投資を始めた2021年中頃からは、二次関数的に資産は増加していきました。

500万円⇒1000万円:17か月
1000万円⇒1500万円:12か月
と同じ500万円の増加でも、1500万円の達成の方が短期間に成功していることが分かりますね。

もちろん、多くは株価の上昇相場に助けられたものであり、今後一時的には目減りする可能性もありますが
次の2000万円へのモチベーションはより高まっています。

一か月二か月の短期間では、確かに資産の増加は感じられませんが、
1年2年のスパンを改めて見ると、ゆっくりですが着実に資産形成できていることが分かりました!

資産は増えれば増えるほど、資産形成は加速する!

「資産1000万円を達成すると資産形成は加速するのか」
という問いには、
資産は増えれば増えるほど、資産形成は加速する!
と私の場合には結論付けられそうです。

ただし、では日頃から資産形成のスピードが高くなっていることを認識できるのかと言えば、
それは無理でしょう。

私も含めて、おそらくお金が増えたと感じるタイミングは、お金をどれだけ自由に使えるようになったか、で決まるような気がします。そういう観点から見ると、この数年、資産が増えようとも、給料が増えようとも、副業しようとも、支出を上げることはしませんでした。逆に無駄を削ってよりコンパクトになったと思います。

ただし、一か月ごとに総資産を確認すると、着実に増えていることを実感できるのが、1000万円の大台からの景色なのだと思います。

そのため、資産1000万円を達成すると
資産形成は加速するけど、金遣いには影響がなく実感できない
が私が感じた感想です。

資産1000万円を貯めると資産形成が加速する理由

では、なぜ私が、資産1000万円を超えてから資産増加ペースが上がったについて振り返ってみようと思います。
大きく分ければ、
 投資効果・投資勉強・節約習慣・出費削減・副業への挑戦
の5つがありましたので、一つずつ説明します。

①投資の効果をより実感できる

今は、少額投資なども豊富で資産が少ないときから投資できる環境がそろっていますが、
やはり、投資金額が増えれば増えるほど投資効果は大きくなっている感覚があります。

1000万円ほどを投資すると、一日の乱高下で月の給料を超えることも出てきました。
株価が下がれば、給料から貯金しているのに総資産はマイナスなんてこともありますが、
一方で株価が上がれば、ボーナス以上に総資産が増えました。

給料からの貯金 < 投資ボラティリティ
これを感じ始めるのが、1000万円の大台ではないでしょうか。

②投資の失敗が減る

もう一つ投資関係で、1000万円を貯めてから気づいたことは、
投資経験が付いて、大失敗することがなくなったことでした。

貯蓄初期では、投資をやろうとしても、あれやこれやと手を出しては下がって狼狽売りを繰り返してしまいました。
今考えれば、相場が悪いとかではなく、投資手法が間違っていたものばかりであり、いくらやっても資産形成のための投資ではなく、単なる投機になっていました。

しかし、そういった失敗を経て、今では投資の裏側を見ることができただけでなく、
相場の乱高下に一喜一憂するのではなく、「資産形成としての投資」を考え実践することができていると思います。

投資の世界は、奥深いものです。
今でも日々投資手法の勉強や相場を見る目を養っています。
資金がないから投資しないのではなく、資金がないからこそ失敗しても痛手を負わない時期から投資を始めて、勉強をしていくことをおすすめします。

投資はリスク商品です。
絶対はありませんが、投資のリスクと上手く付き合って、資産形成の追い風にしていきたいですね。

③節約術が身につく

3つめは、節約習慣が身につくことです。
1000万円を貯めるまでに努力してきた節約術が自分の中で定着して、習慣化されていくのがこの時期だと思います。

今までは、節約しようとしても、ちょっと頑張ったから自分へのご褒美として散財してしまったり、頭ではわかっていても期間限定のセールなどで要らないものまで余計に買ってしまったり、なかなか節約がはかどりませんでした。
しかし、数年試行錯誤することで、自分の中でのやり方やルールを見つけて節約を続けることができました。

節約と書くと苦しいイメージにとらえられがちですが、私の中では、全く苦しくなく、逆にメリハリをつけて楽しんでいます。例えば、近場でもいいので旅行には月一回行き、そこでは値段を考えずに楽しむけどそれ以外の休日は自炊する、などリズムを作った節約で継続することができています。

節約の王道のやり方はありますが、節約の続くやり方は人それぞれです。
資産1000万円までは試行錯誤の中でどうしてもスランプに陥りやすいですが、1000万円から1500万円では自分が思っている以上に苦なくスムーズに達成できると思いますよ。

④無駄な保険等を解約できる

節約関係でもう一つが、余計なサービスを解約できることです。

特に保険が代表例だと思いますが、
資産が少ないうちは、生命保険や医療保険などに入っておかないと万が一の時に人生が詰む可能性があります。
そのために、月数千円以上の保険代を払う必要があるのではないでしょうか。私も資産が少ないときは万が一を考えて充実した保険に加入していました。

しかし、1000万円の資産があるとそれだけ生活防衛費があることになります。
医療保険はもちろん、生命保険でさえも少額プランで貰える額よりも資産の方が多くなってきます。つまり、資産そのものが万が一の時を保証する保険となりえるのです。
万が一ケガをして仕事が出来なくても、公的支援+資産の切り崩しで生活することができます。

資産が増えるほど保険の必要性は薄くなり、
今までは毎月払っていた保険も必要最小限にすることができますね。

⑤副業等で収入が増える

最後は、資産が増えるほど収入が増える機会が増えていくことです。

皆さんにも共通するかもしれませんが、私の心理的に資産が少ないときには自分に余裕がないように感じます。
副業で収入を増やそうとも思わなかったですし、せっかくの土日休みもグーダラグーダラしているだけでした。

今では、1000万円以上の資産に支えられて、このブログも含めて副業への挑戦心が芽生えたように思います。
資産が増えればそれだけ自分が取れるリスクの度合いも大きくなり、結果的に副業収入増加につながりました。

もちろん、資産形成の初期から副業にチャレンジできている方は本当に素晴らしいですが、
焦らずとも、資産が500万、1000万と増えるほど、副業や転職などのリスクを許容できるようになり、収入を増やすことができるでしょう。

まとめ

資産1000万円を達成すると資産形成は加速するのか
についての質問に対して、実際に1500万円を貯めた筆者が、資産1000万円の世界観を解説してきました。

結果を言えば、生活の質自体には変化はありませんが、
確かに資産1000万円を超えると資産増加ペースは確実に上昇していきました。

そして、資産1000万円を貯めると資産形成が加速する理由は5つありました。

①投資の効果をより実感できる

資産1000万円を超えると、「給料からの貯金 < 投資ボラティリティ」を体感することができ、投資効果が出てきていることを実感することができました。

②投資の失敗が減る

投資のリスクを知って、投資の利点を享受することができました。今までの投資への勉強が一つの形として実を結ぶのが、資産1000万円からなのだと思います。

③節約術が身につく

今まで試行錯誤して努力してきた節約術が自分の中で定着して、習慣化されていくタイミングが資産1000万円であり、節約が苦でなくなりました。

④無駄な保険等を解約できる

資産1000万円を貯めることで、保険などでリスクヘッジしていたものが不要となり、さらに無駄な出費を抑えることができました。

⑤副業等で収入が増える

最後は、心理的に資産1000万円を貯めた自信が、さらに自らを鼓舞して、成長できるタイミングが資産1000万円の大台でした。今まで以上にリスクを取ることができ、副業や転職で結果的に収入も増やすことができました。

資産1000万円を達成するのは並みの努力だけではできません。
投資の知識や節約の知恵・継続など、多くの経験をしてスキルを得られたからこそ、資産1000万円の大台を達成することができるのだと思います。それらの経験やスキルは、その後の2000万、3000万の礎となり、より資産形成をしやすくするのは間違いありません。

私も道半ばでいろいろ悩んだ時もありましたが、
今では先人たちのまずは資産1000万の言葉が嘘ではなかったことが分かりました。

ぜひ皆さんにも、十分な資産を得て、お金の束縛から解放される時を夢見て、コツコツ資産形成を頑張っていきましょう!

以上、最後までお読みいただきありがとうございました。

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この記事を書いた人

はんのアバター はん お金からの自由を目指す20代会社員

お金に縛られない自由を求めて資産形成中の20代サラリーマン。20代で1000万円をためたノウハウやこれからの資産形成について発信しています。資産形成をする若者がFIREを目指すまでの記録。

持株月5万/オルカン月30万/個別株不定期/資産1500万達成
多くの方と情報交換出来ればと思いますので、よろしくお願いします!

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