【投資罠】ソーシャルレンディングに注意!

こんにちは。
今日もお金の勉強をして資産形成を加速させましょう!

資産を守るには、投資の罠を知っておく必要があります。
今回は、ソーシャルレンディングについて学んでいきましょう。

この記事は、ソーシャルレンディングの危険性について書いています。
約12分(2500字)で読むことができます。

はん

お金に縛られない自由を求めて資産形成中の20代会社員が自身の経験をもとに、資産形成のノウハウやお金の知識について発信している著者が執筆しています。
 ・20代会社員
 ・社宅一人暮らし
 ・20代1000万円達成
 ・積立投資:持株会5万/オルカン10万
 ・高配当株や個別株を不定期にスポット買い

ソーシャルレンディングを知らない人は、このまま知らず過ごした方が良いかもしれません。

SNSで話題になっているソーシャルレンディングは、何がいけないのかを理解して、
投資罠に引っかからないように気を付けましょう!

目次

ソーシャルレンディングの危険性

出典:金融庁

ソーシャルレンディングとは

ソーシャルレンディングとは、企業へのクラウドファンディングの一種です。

インターネットを用いて、個人投資家から資金をファンド業者が集めて、その出資金を企業に貸し出します。
企業が返済時に5~10 %程度の利子を支払うため、その利益が投資家へ還元されます。

つまり、企業への貸付金をファンド(仲介業者)を通してクラウドファンディングし、利益が分配される仕組みです。

金融庁も注意喚起

このソーシャルレンディングには、金融庁も注意喚起を行っています。

・ソーシャルレンディングには取引業登録が必要で、未登録業者に注意する
・信用力の有無は保証できなく、取引内容を熟知する必要がある。
・業界全体にて行政処分が多く、情報開示の妥当性などに気を付ける。
・高利回りだけの情報で投資判断は行わない。

「高い利回りの情報だけで投資をしていませんか」とのキャッチコピーには、皆さん思い当たる節があるのではないでしょうか。

取引内容を理解し、ファンド業者の信用力を見極めた上で、投資判断を行い必要があります。
投資全般に言えることですが、情報の内容が理解できないものに対して安易に投資しないことが重要です。

金融庁が注意喚起をするほど、トラブルが多い投資商品であることは確かです。
リスクに対して、リターンが伴わないような投資は、「やらない」のが得策ですね。

ソーシャルレンディングの危険性

行政処分が多発している業界

例えば、SBIソーシャルレンディング株式会社では、2021年6月8日に
「ファンドの取得勧誘に関し、虚偽の表示をする行為」
「ファンドの取得勧誘に関し、重要な事項につき誤解を生ぜしめるべき表示をする行為」
について行政処分を受けました。
一か月間の業務停止命令となり、結果、廃業を発表しました。

最大手のソーシャルレンディングでもそうですが、他の数々のソーシャルレンディング会社も同様の行政処分を数多く受けています。

・担保していないのに、貸し付けが担保されているかのように誤解させた
・ウェブサイトに事実と異なる虚偽の記載をした。
・業者代表者の借金返済に、クラウドファンディングで集めた資金を流用した

など、数々のあくどいことをやっているような業界です。

もちろん、しっかり管理しているところもありますが、
リスクを取ってまで投資しなければいけないものではありません。

インデックス投資などのリスクとリターンのバランスの取れた理論に基づいた投資を積極的に選んでいきましょう。

そもそも低金利時代になぜ高金利なクラウドファンディングが必要?

ソーシャルレンディングは、仲介業者を通して、我々投資家から資金をクラウドファンディングをし、成果として5 ~ 10 %の利子を払います。

現在のような低金利時代では、銀行に借りればもっと低コストに資金融資を受けられるのになぜ企業はわざわざ、ソーシャルレンディングを選ぶのでしょうか。

答えを言えば、銀行に貸してくれないからです。

信用がないような企業にも銀行も簡単に貸してくれません。
そこで、信用調査の要らない我々投資家に頼るのです。

直接、投資家に公募しても人気がなく買い手が付きませんが、「クラウドファンディング」というごちゃ混ぜな場所に一旦移してしまうと、借りるハードルが低くなりますね。

そんな、銀行も融資できないような不良債権化リスクが高いような企業に、ソーシャルレンディングでは好んで投資しているのが現実です。

そう考えたときに、本当にリスクとリターンは合っていますでしょうか?

ポンジ・スキームと瓜二つ

ポンジ・スキームとは、投資家に高利回りを謳って投資を募り、途中までは投資をしているかのように思わせるが、ある投資額を集めるとすべてを持ち去ってしまう詐欺の一つです。

ポンジ・スキームでは、途中までの配当を出すために、投資からではなく、出資金を切崩すことで配当を出していました。

ソーシャルレンディングでも、「ファンドの償還金に他のファンドの出資金が充当」される例があるなど、
ほぼポンジ・スキームと同一の手法を行い、まさに自転車操業状態なファンドもあります。

リスクだけが高いのが、ソーシャルレンディングであり、良い子は手出ししないようにしたいです。

まとめ:高利回りだけに目が行ってはダメ。ソーシャルレンディングに注意しよう

ソーシャルレンディングとは、クラウドファンディングで個人投資家から資金を集めて、企業に出資をするスキームでした。

金融庁からの行政処分も多く、危ない業界であることもわかりました。

・高利回りだけに踊らされない
・リスクに関する情報がないものには投資しない

どの投資にも言えることですが、甘い蜜のみを謳っているものにはいいことはありません。
投資にはリスクとリターンの関係にあります。

しっかりと、どんなリスクがあるのかも把握して、適切な投資判断ができるように知識を習得していきましょう!

以上、最後までお読みいただきありがとうございました。

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この記事を書いた人

はんのアバター はん お金からの自由を目指す20代会社員

お金に縛られない自由を求めて資産形成中の20代サラリーマン。20代で1000万円をためたノウハウやこれからの資産形成について発信しています。資産形成をする若者がFIREを目指すまでの記録。

持株月5万/オルカン月30万/個別株不定期/資産1500万達成
多くの方と情報交換出来ればと思いますので、よろしくお願いします!

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