【8.市場のタイミングを計ろうとしない】株式投資の買い場を探すとさらに損する?

こんにちは。
今日もお金の勉強をして資産形成を加速させましょう!

今回は、投資タイミングの話をしようと思います。
多くの方は、投資タイミングに迷う瞬間があると思います。実際私も、もっと下がるかもとか、今は上がっているけど今後は下がるかもなど、躊躇して買うタイミングがどんどん後回しになってしまうことがありました。
そんな悩みを解決する投資タイミングの最適解について解説していきます。

この記事は、投資タイミングについて書いています。
約15分(2500字)で読むことができます。

はん

お金に縛られない自由を求めて資産形成中の20代会社員が自身の経験をもとに、資産形成のノウハウやお金の知識について発信している著者が執筆しています。
 ・20代会社員
 ・社宅一人暮らし
 ・20代1000万円達成
 ・積立投資:持株会5万/オルカン10万
 ・高配当株や個別株を不定期にスポット買い

先に答えを言うと、「投資タイミングを計ろうとせず、余裕資金が出来たときにすぐに投資せよ」です。
とはいっても、人間の心理からより良いタイミングを探そうとするものです。今回は市場タイミングを計る効果を踏み込んで説明します。

目次

個人投資家のパフォーマンスを見ていきましょう

個別株を運用する個人投資家の収益

個別株を運用する個人投資家のパフォーマンスを見るときには、THE JOURNAL OF FINANCEに投稿されている学術論文「Trading Is Hazardous to Your Wealth: The Common Stock Investment Performance of Individual Investors」がとても参考になります。

学術研究によると、個別株を保有する個人投資家は頻繁な取引によって多額の投資コストがかかっています。
頻繁な取引を行う投資家の収益率は11.4 %であったのに対して、市場の収益率は17.9 %で、個人投資家全体の平均は16.4 %でした。

これを見るに明らかなように、頻繁に取引を行うほど収益率は落ち、平均的な投資家であっても市場平均に勝てないことが分かります。本来は、投資タイミングをうかがうことで収益を最大化しようと思っているにもかかわらず、実際には収益が上がらないだけでなく、取引の度に売買コストが逆に掛かってしまっていることが分かります。

投資タイミングを計れると自信過剰になればなるほど、逆にパフォーマンスを低下させてしまいます。
投資タイミングを計ることは、富を築く天敵なのです。

投資信託を運用する個人投資家の収益

ジョン・ボーグル氏が執筆した図書「The Little Book of Common Sense Investing」には、投資信託を運用する個人投資家のパフォーマンスの調査結果が書かれています。

それによると、インデックスファンドのリターンが12.3 %に対して、アクティブファンドが10.0 %で、個人投資家のリターンが7.3 %でした。

市場平均を狙うことの優位性とそれだけ市場に入るタイミングを計ることの無意味さが分かると思います。
アクティブファンドでさえ、投資タイミングをうかがうほどパフォーマンスが低くなるのだから、私たち初心者投資家は常に投資の複利効果を淡々と享受するのが正解なのでしょう。

市場のタイミングを完全に計ったらどうでしょうか

Does Market Timing Work?」では、もし市場のタイミングを完全に把握できるとした場合のそれぞれのタイミングでの収益を調査しています。

結果から言えば、「すぐに投資しなさい」となります。

もちろん最適なタイミングで売買できれば、パフォーマンスがそれだけ上がるのは間違いありませんが、ドルコスト平均法やすぐに投資した場合と大きな差はないと言えそうです。
さらに、最も悪いタイミングで投資をしたとしても、一定のパフォーマンスを上げることができます。

図を見るに、最もよくないのは現金で保有すること。どんなにタイミングが悪くても投資による複利の力は絶大なのです。

投資タイミングを計ろうとする愚かさや、いかに早く投資をして市場の力を利用するのかの大切さについて、理解できたのではないかと思います。

投資タイミングによるそれぞれの収益

市場の動きを予測できないのが前提

投資収益のカラン周期表は、分散投資の重要性やパフォーマンスを予測することは不可能であることを視覚的に表しています。

投資家の多くは、次値上がりする銘柄を探すことで、結果的にパフォーマンスを大きく損ねていることが分かりました。
事実、周期表を見ても、過去のデータから未来を予測することはできません。

乱雑に並んだポートフォリオと順位が毎年のように入れ替わる様子を見ては、上げ下げを予測することはできなさそうですね。
ニュースでも、日経平均を予測しているジャーナリストがいますが、当たった試しがありません。

だからこそ、「投資できるときに投資すること」が大切なのです。

カラン周期表

分散投資の重要性についてまだ読んでいない方は、こちらの記事もぜひご覧ください。

最後は自身の投資スキルと心との対話をすること

とは言っても、どうしても投資タイミングを計りたくなってくるものです。
それは、論理的な話ではなくて、人間の心理の話です。

株式投資を一貫した投資スタイルで長期的に続けていくために、自分自身に一番合った方法は何かを考えてほしいと思います。

ドルコスト平均法よりもすぐに投資した方が、トータルのパフォーマンスは高くなることが分かりましたが、その差はごくわずかなものです。

「一括投資が良いのか、分散投資が良いのか」至上の命題かもしれませんが、長く続けられるのであれば、どちらでも良いでしょう。

しっかりと自分自身の心と対話して、ぜひ選択してほしいと思います。

まとめ:正解は早期に全額投資だが、心理面で投資タイミングは選択すべし

市場のタイミングを計ることの愚かさを様々な観点から見てきました。

投資タイミングを計れば計るほど、収益性は落ちてしまします。

とは言っても、心理面の問題は必ずしも抗えません。
ぜひ、皆さんに合った方法で投資を続けてもらいたいと思います。

確実に言えれことは、投資しなければ大きな資産形成をすることはできないということです。
これからも、お金の知識を発信していきますので、皆さんで勉強して将来の不安を解消していきましょう!

正解は、「早期に一括投資」すること
ただし、万人にお勧めできるのは、「タイミングも分散投資」すること
一番重要なことは、「複利の力を長い期間活用」することであり、投資の力を長く活用しましょう!

以上、最後までお読みいただきありがとうございました。

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この記事を書いた人

はんのアバター はん お金からの自由を目指す20代会社員

お金に縛られない自由を求めて資産形成中の20代サラリーマン。20代で1000万円をためたノウハウやこれからの資産形成について発信しています。資産形成をする若者がFIREを目指すまでの記録。

持株月5万/オルカン月30万/個別株不定期/資産1500万達成
多くの方と情報交換出来ればと思いますので、よろしくお願いします!

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