こんにちは。
今日もお金の勉強をして資産形成に繋げていきましょう!
以前より話題が尽きないのが、暗号資産ですね。
仮想通貨ともいわれてきましたが、最近ではその特徴から、暗号資産と呼び名が改められています。
暗号資産が資産運用の要になるのか、考えていきましょう。
お金に縛られない自由を求めて資産形成中の20代会社員が自身の経験をもとに、資産形成のノウハウやお金の知識について発信している著者が執筆しています。
・20代会社員
・社宅一人暮らし
・20代1000万円達成
・積立投資:持株会5万/オルカン10万
・高配当株や個別株を不定期にスポット買い
多くの人に人気のある暗号資産について、学んでいこうと思います。
果たして、暗号資産は私たちの資産形成に対してどういう影響を及ぼすのか見ていきましょう。
暗号資産は投資適格なのか
投資対象としての暗号資産
暗号資産は、円やドルのようなある国がその通貨の価値を保証してくれるような
いわゆる「法定通貨」ではありません。
私たちがみんなで監視しあう仕組み(ブロックチェーン技術)によって、暗号資産の価値は保たれています。
暗号資産も、取引の需給によって価格が上下するため、株と同じようにその価格差を使って、資産を増やすこともできます。
世界の株式は、企業や世界の経済成長に合わせて、右肩上がりに成長してきましたが、
同じように暗号通貨も今後価値を伸ばしていけば、資産運用の一つのポートフォリオとして期待できそうですね。
でも、本当にその通りになるのでしょうか。
現在の暗号資産の現状を確認してみましょう。
金融庁が暗号資産に対して注意喚起
セミナーやSNSで勧められて投資したが、「返金されない」「出金できない」
暗号資産に関するトラブルにご注意ください!
出金するために追加費用が発生しており、トラブルになっている
暗号資産に関するトラブルにご注意ください!
海外の業者を通して、暗号資産投資を始めたが、その後連絡がつかなくなり、返金・出金できなくなった
暗号資産に関するトラブルにご注意ください!
このように、いろんなトラブルが発生しているようです。
・儲かるとばかり言って勧誘してくる「悪質商法」に関するトラブル
・登録時などに伝える個人情報を悪用する「セキュリティ」に関するトラブル
・未登録業者との連絡がつかなくなる「システム」に関するトラブル
暗号資産は夢がありますが、トラブルが多いのも特徴です。
多くの業者が、”カモ”を探している業界の中、無事に切り抜けられる自信は私にはありません。
価格変動だけではなく、サイバーセキュリティ等についても現状をよく知り、仕組みやリスクを理解して投資をするようにしましょう!
暗号資産を投資ポートフォリオに入れるのはまだ早い?
まだまだ投機的位置付け
暗号資産の取引量はまだまだ小さく、株のように1日の値動き量に上限がありません。
そのため、何かあった時に、価格が乱高下する可能性があります。
実際、暗号資産の値動きを見ても、たった数日で価値が半減ということもありました。
価格が大きく動くことは、その分利幅を取れる可能性もありますが、
そのようなギャンブルは、「投資」ではなく「投機」に位置付けられるでしょう。
資産運用として、原理原則に沿って、再現性高く運用したいことを考えれば、
暗号資産はまだその段階に至っていないように思います。
法整備が整っていない
さらに、徐々に整備されてきましたが、法整備が整っていないことが挙げられます。
暗号資産の業界そのものが、まだ未成熟で、日々仕組みは変化しています。
現状は、その変化に法律が追いついてない状況です。
また、様々な業者が暗号資産「コイン」を乱発する状況にあり、その保証も曖昧なまま現在に至りました。
今後どうなるかわからない、方向性を決める法律もない、状況では安心して投資できる対象にはならないですね。
投資を守ってくれない領域には、近づかないことが、自分の資産を守るためには重要でしょう。
詐欺的トラブルが多い
金融庁はじめ、暗号資産の注意喚起にもありましたが、
暗号資産や詐欺的なコインに関する相談が増えているそうです。
中には、暗号資産口座登録と称して、誕生日やパスワードを盗むだけの手口もあります。
ここまで来たら、単なるスパムでしかありません(笑)
出会い系サイト・マッチングアプリ等をきっかけとした悪質商法や詐欺もあるようです。
新しいもの、挑戦するものに対する侮辱としか思えませんが、
詐欺的トラブルが多いのも事実です。
知っていても防衛するのは、非常に難しいと思います。
何よりもそういった場所に「近づかない」ことが大切です。
まとめ:暗号資産は時期尚早。興味があってもほどほどに…
資産形成をする上で、暗号資産をポートフォリオに組み入れる人も多いと思います。
とはいえ、業界全体が未成熟で、法整備も整っていない、詐欺やトラブルが多い、そういった場所でもあります。
金融庁に届け出ている優良な取引業者であれば、興味本位の投資はまだ良いかもしれませんが、
「資産運用」として期待するような投資先ではないと思います。
まだまだ時期尚早なのが、暗号資産の世界です。
まずは、長期・分散・積立・低コストに投資できるインデックスファンドに資産運用をコミットして、
暗号資産は、それでも余力がある場合の好奇心を満たすためだけにとどめておきましょう。
早く「経済的自由」を得ることが目標だったはずです。
しっかりとその道をたどれるように、コントロールしていきましょう!
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。
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