こんにちは!
電気代高騰が続いていますが、その中でできる防衛策を考えましょう!
今日は、電気代高騰について考えていきたいと思います。
電気料金は生活に直結する重要なトピックスです。しっかりと把握して対策していきましょう!
お金に縛られない自由を求めて資産形成中の20代会社員が自身の経験をもとに、資産形成のノウハウやお金の知識について発信している著者が執筆しています。
・20代会社員
・社宅一人暮らし
・20代1000万円達成
・積立投資:持株会5万/オルカン10万
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電気料金の請求書が届いてその高さに驚いた方も多いのではないでしょうか。かくいう私も、電力量を節約したにもかかわらず、前年度に比べて1.2倍程度値上がりしていました。ニュースではさらに電気代高騰がささやかれる中、今後私たちは何をしなければならないのでしょうか。防衛策も含めて「節約スキル」を伸ばしていきましょう。
電気代高騰、どれくらい家計に直撃した?
電気料金推移
実際に東京電力の平均モデルの場合、過去電気料金はどのように推移しているのか確認してみましょう。しっかりとデータを基に把握することで、電気料金高騰が家計に直撃する影響を知ることができます。
東京電力のプレスリリースから、平均モデル(従量電灯B・30A契約,使用電力量:260kWh/月)の場合の電気料金推移をグラフにしました。各年の12月時点での電気料金を示しています。なお、2016年以前は算出方法が異なっていますので換算しています。
こう見ると、ここ1、2年で大きく電気料金が上がっていることが分かると思います。2004年時点から比べると約2倍になっていますね。
多くのニュースやtwitterでも流れている通り、家計への影響も大きそうです。
電気料金は更に上がる?
2022年12月で平均9000円を超える電気料金となっていますが、さらに電気料金は高騰しそうです。こんなニュースがありました。
規制料金値上げ申請等について
経営合理化などの経営努力だけでは克服が困難なことから、本日東電EPは、経済産業大臣へ規制料金について、2023年6月1日から平均29.31%の値上げを申請させていただきました。
東京電力ニュースリリース
家庭向けの電気料金の中でも多くの方が契約する契約形態に「規制料金」というものがあります。何が規制されているかというと、燃料費上昇分を料金に上乗せできる燃料費調整金の上限が定まています。つまり、原油が高騰しても一定以上は料金に影響することはありません。
しかし、現在の原油高騰に対して既に上限に達する事態となり、上限を引き上げたい旨を経済産業省へ届け出たことになります。そのため、すぐに約30%値上げするわけではないですが、原油高騰が続けば徐々に電気料金に転嫁されることになります。
つまり、今後電気料金が上がることは十分に考えられます。
低所得者ほど電気料金高騰の影響は大きい
電気料金の高騰は誰が一番苦しいのでしょうか。
それは、低所得者ほど電気料金の高騰に対してダメージが大きいです。
もし電気単価が上がって、5,000円/月上がったとすると、低所得者であっても高所得者でもあっても増減額にほとんど差はありません。一方で家計に占める割合は、低所得者ほど大きくなり、割合で考えれば大きなものになります。
そのため、若いうちから資産形成をする方にとっても、電気料金は重要なのです。
そもそも電気料金は何で決まるの?
そもそも電気料金は何で決まるのでしょうか。
それは、契約形態によっても変わります。電気料金は、大きく分けて「従量電灯式」と「自由料金式」があります。
自由料金式は、電気料金自由化以降取り入れられたもので、市場原理(需要と供給)の中で自由に電気プランを設定できます。契約更新することで安くなる場合がほとんどですね。
従量電灯式は、従来からの電気料金の決め方で、「基本料金」「電力量料金」「燃料費調整額」「再生可能エネルギー発電促進賦課金」です。基本料金は、電気の使用有無にかかわらずかかるお金で、電力量料金などほかの調整額は使用電力によって料金が変動します。
電気料金を見直すうえで、電気料金がどのように決められているのか知っておくのは重要なことです。よくわからず契約している人がほとんどだと思いますが、この機に自分の電気はどういう契約になっているの振り返ってみましょう。
電気料金節約3選
では、実際に電気料金を節約するにはどうせればよいでしょうか。電気料金節約に向けての3つの考え方を紹介します。
電気の使用料を減らす
まず、取り組めるのが、電気使用量を減らすことですね。
使わない機器の電源を切るや、利用頻度の低い家電を省エネ設定にするなどがあります。また、コンセントに直接さしていると、待機電力を減らそうとするにはコンセントを抜くしかできませんが、必ずスイッチを挟んで使用することで、待機電力の節約も簡単に継続することができます。
一方で、過度にこまめに電気を消すなどめんどくさいことをしようとすると、長続きしないだけでなく、物によっては機器の寿命を減らすことになる可能性があります。節電は、楽しくほどほどに、できるところから、やることが大切です。節電でイライラしたり体調を崩しては元も子もないですからね。ほどほどを心がけましょう。
節電家電に切り替える
電気使用量の大きい電気製品は何でしょう。答えは、「冷蔵庫」です。電気代のかかる家電ランキングによると、図のような結果となりました。
冷蔵庫は10年前に比べると50%も節電されているものもあります。家電の中でも電気使用量に占める割合が大きいことから、買い替えのコストパフォーマンスは高そうです。
また、照明器具をLEDにしたり、節電モードの機能があるテレビに変えたりすることで大きく節電することができます。
電力会社を切り替える
最後に、料金プラン自体を変える方法です。
電力自由化が始まってから、多くの電力プランができました。自分の電気の使い方に合ったプランを選ぶことで料金を抑えることがあります。
ただし気を付けてほしいのは、乗り換えに手数料がかかったり、夜間電力は安いが昼間電力は高かったり、原油高騰の影響をもろに受けるような電気プランもあります。
とりあえず安いからではなく、どう安くなっているのか、自分に合うのかを理解して選ぶようにしましょう。
今では、光インターネットとセットになっているような電気料金もあります。トータル的に考えて何が安いのかしっかりと考えて選ぶと失敗しないと思います。
まとめ:電気料金高騰の中、私たちがやるべきこと
今日は、電気料金について勉強してきました。
契約プランは、種類も多く複雑ですが、しっかり理解することで電気料金高騰の防衛をすることができます。
やりすぎはダメですが、適度に節電して、この電気料金高騰の時代を切り抜けていってほしいと思います。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。
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