株式、ETF、投資信託の違い

こんにちは。
今日もお金の勉強をして資産形成に繋げていきましょう!

投資の勉強をしたことのある人なら一度は疑問に思ったこともあるのではないでしょうか。
今回は、株式・ETF・投資信託の違いについて解説してきます。

それぞれの特徴をよく知って、自身に合った投資手法を使えるようにしましょう!

この記事は、について書いています。
約12分(2500字)で読むことができます。

はん

お金に縛られない自由を求めて資産形成中の20代会社員が自身の経験をもとに、資産形成のノウハウやお金の知識について発信している著者が執筆しています。
 ・20代会社員
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 ・積立投資:持株会5万/オルカン10万
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目次

【図解】株式、ETF、投資信託の違いについて

理解しにくい株式・ETF・投資信託のそれぞれの比較をしてみました。

ETFはほぼ、株式と同じだと思ってもらえれば間違いありませんね。
ETFと投資信託では、全く性質の異なるものとなっています。

しっかりと利点・欠点を把握して、どちらに投資するのか自分で考えて選べるようになりましょう!

ETFと投資信託の違い

ここからは、特に分かりにくい「ETF」と「投資信託」の違いについて詳しく解説していきます。

ETFとは

ETFとはExchange Traded Fundの略を言います。
つまり、上場投資信託のことですね。

そのため、ETFも正確に言えば、投資信託の一部です。
証券取引所に上場している投資信託が、「ETF」と呼ばれています。

ETFに投資することで、株式市場を網羅するマーケット・ベンチマーク(インデックス)に投資することができます。
株式と比べて、分散投資しやすいメリットがありますね。

また、非上場の投資信託も同様にアクティブ等のほか、インデックス投資をすることもできます。

では、ETFと投資信託では何が違うのでしょうか。
一つ一つ見比べてみましょう!

売買方法の違い

ETFと投資信託の大きな違いは、上場しているか上場していないかの差です。

ETFは、上場しているため、
購入は、株式市場の取引所(一般的には証券会社)から購入することになります。

また、金額や注文は、市場が開いていれば、リアルタイムに決定されます。
1株当たりの金額が決定しているため、成行(その場の板に応じて言い値で取引)や指値(自身の決めた希望価格で注文待ち)によって購入することができます。

さらに、株式と同様に信用取引を行うこともできます。


一方で、上場していない投資信託では、前日に受けた注文を翌日の基準価格算出時に処理され、購入金額が決定されます。

そのため、買いたいと思ってもすぐに購入することはできず、翌日の価格が決まるまでどのくらいで購入できるのかわかりません。

注文方法も、金額指定・口数指定の買い方になります。
金額指定の場合は、実際に購入できるタイミングになるまで、何口購入できるのか分かりませんし、
口数指定の場合は、いくらで購入できるのか分かりません。

ファンドの基準価格は、1日1回算出され、持っている投資信託の価値が確定します。
リアルタイムの価格変動に一喜一憂せずに済みますね。

コスト面での違い

コスト面ではどうでしょうか。

ETFも投資信託も似たような関係にあります。

まずは、売買に掛かる手数料ですが、
ETFでは株式のように取引に応じて売買手数料がかかります。

一方で、投資信託では、売買手数料が無料に設定(ノーロード)されているものが多くあります。

ただし、保有している期間生じる信託報酬では、ETFも投資信託も両方ともかかりますが、
ETFの方が安く設定されおり、投資信託の方が多くのコストがかかります。

運用時に必要になるコスト(信託会社や運用会社にかかる手数料)のため、どうしても必要となります。
とはいえ最近では、投資信託の信託報酬も低コストなってきており、ETFとの差は縮まってきています。

インデックス投資するにはどちらがいいか

では、インデックス投資する上で、ETFと投資信託のどちらを選べばよいのでしょうか。

結論を言えば、「コストの安い投資信託」を選びなさい、となります。

まず、積立NISAをしようとすると、ETFで選択肢が少なく、必然的に投資信託への投資になります。
定額積立投資も投資信託では金額指定の注文で簡単に設定することができます。
ドルコスト平均法を使った定額積立を考えている人には、投資信託が最も優良な投資先ですね。

また、投資信託の中には分配金を出さないものもあり、内部で投資で生じた配当が自動的に再投資に回してくれるものもあります。
配当としてもらってから自身で再投資するには、税金もかかりますに手間もかかりますが、内部で自動的に再投資してくれる投資信託を選べば、複利の力を有効活用できます。

一方で、キャッシュフローが欲しい、配当を貰いたいという方には、ETFがおすすめです。
運用コストが安く、分配金としてキャッシュフローを得ることができます。
ものによっては、毎月分配金ができるETFもあります。

とはいえ、資産形成を目的としたインデックス投資では、複利の効果を用いて効率よく資産運用するために
「投資信託」を選んでおけば間違いないでしょう。

低コストな投資信託を選んで、効率的な資産形成をしてきましょう!

↓インデックス型投資信託の選び方は以下でも解説しています。

まとめ:インデックス投資には投資信託がおすすめ

株式・ETF・投資信託の違いについて解説してきました。

・株式とETFの違いは、分散投資しやすいかどうか
・ETFと投資信託の違いは、上場しているかどうか

でしたね。それぞれの違いを把握して、自分自身が何に投資すべきなのか自分で選んで決めていけるようになりましょう。

インデックス投資で悩んだら、投資信託がおすすめです。
積立NISA口座が使え、少額の積立投資がしやすく、配当金の自動再投資ができます。

一方で、キャッシュフローが欲しい方には、ETF一択でしょう。
コストの安い優良なETFを選ぶことで、将来への不労所得になります。

メリット・デメリットがそれぞれあるので、何が適切なのかよく考えて投資すると良いでしょう。

以上、最後までお読みいただきありがとうございました。

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この記事を書いた人

はんのアバター はん お金からの自由を目指す20代会社員

お金に縛られない自由を求めて資産形成中の20代サラリーマン。20代で1000万円をためたノウハウやこれからの資産形成について発信しています。資産形成をする若者がFIREを目指すまでの記録。

持株月5万/オルカン月30万/個別株不定期/資産1500万達成
多くの方と情報交換出来ればと思いますので、よろしくお願いします!

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