インデックス投資と高配当株投資どちらがいいの?

こんにちは。
今日もお金の勉強をして資産形成を加速させましょう!

インデックス投資にするか、高配当株投資をするのかで、皆さん悩むと思います。
両方やっている方も多いですが、そのインデックスと高配当の比率に頭を悩ませているのではないでしょうか。
今回は、そんな悩みを正面から考えていきたいと思います。

この記事は、インデックス投資と高配当株投資の比較について書いています。
約15分(3000字)で読むことができます。

はん

お金に縛られない自由を求めて資産形成中の20代会社員が自身の経験をもとに、資産形成のノウハウやお金の知識について発信している著者が執筆しています。
 ・20代会社員
 ・社宅一人暮らし
 ・20代1000万円達成
 ・積立投資:持株会5万/オルカン10万
 ・高配当株や個別株を不定期にスポット買い

永遠のテーマというより、どちらも正解と言えそうなのが、「インデックス投資」と「高配当株投資」の関係です。
それぞれメリットデメリットがあるので、勉強していきましょう!

目次

インデックス投資に向いている人

インデックス投資は、市場平均を狙って運用資産拡大を目指すものです。
大きくプラスにもならなければ、倒産の危険は少なくなります。
ある企業に依存しなくても分散して市場全体の成長を享受できるインデックス投資ですが、どんな人がおすすめなのでしょうか。

メリットとデメリットを把握していきましょう。

デメリット

インデックス投資のデメリットはいくつかあります。

①資産の取崩しフェーズになった時に、出口戦略が難しい
②資産額は増加するが、取り崩さなければ手元にはない
③暴落時の心理負荷が大きい

まず①ですが、「出口戦略が難しい」です。
FIRE後や老後に今まで貯蓄した資産を使おうと思っても、貯めるマインドから使うマインドに切り替えてファンドから解約していかなければなりません。
FIREできるほどの資産を貯めるまでに、貯めるマインドは完成したかもしれませんが、いざ使おうとすると「解約」というひと手間が挟むため、難易度が上がっていきます。
4%ルールと出口戦略はあるものの、実際に出来るかどうかはしっかりと考えておかなければなりません。

続いて②の「キャッシュフローがない」です。
①とも被りますが、取り崩さなければ、手元にお金は入ってきません。
資産額は増えているものの、生活に感じにくく、モチベーションを保つのに苦労するかもしれません。

最後に③は、「暴落時の心理負担が大きい」です。
キャッシュフローがないため、市場全体が暴落した場合、単純に損失を負うことになります。
もちろん長期的に見れば、市場は右肩上がりになるため資産は増加しますが、一時的な暴落には耐えなければなりません。
資産が減っていくのを見ても平常心を保てるメンタルが重要になってくると思います。
定期的な収入があればまだいいですが、FIRE後とかには心理負担は更に大きくなりそうです。

メリット

インデックス投資のメリットもあります。

①市場の経済成長を取り込める
②専門知識が要らない
③積立投資に向いている

①は、様々な大学研究にて、市場平均を取ることが一つの解とされ、論理的に裏付けられています。
市場平均を自身の資産に取り入れられることは、研究結果から資産を増やすのに最も効率的な方法であることが分かっています。
それを簡単に実践できるのが、インデックス投資になります。

②は、専門知識が必要ではなく、投資に時間がかかりません。
どの銘柄を選ぶかを考える必要もなく、淡々と投資できるのがインデックス投資の大きな強みの一つですね。

最後の③は、インデックス投資は積立投資に向いているということです。
100円以上1円単位の小額から積立することができ、またファンドによっては購入手数料もかかりません。
毎月の定期購入を考えているようであれば、自動積立設定のできるインデックス投資がぴったりですね。

高配当株投資に向いている人

高配当株は、一般的に配当利回りが3%以上ある株式のことです。
インデックスとは違い、企業の利益を配当として還元してもらえます。

では、高配当株投資に向いている人はどんな人なのでしょうか。

高配当株投資のメリットとデメリットも見ていきましょう。
基本的にインデックス投資の反対だと思えば大丈夫です。

デメリット

高配当株投資のデメリットです

①高配当株投資には罠銘柄が多い
②銘柄選びの知識や時間が必要となる
③配当の再投資は自分でやらなければならない

①は、「高配当株にはリスクが大きい」ということです。
複数の銘柄を購入できれば良いですが、資産額から買える銘柄数は決まってしまいまい、もし罠銘柄に引っかかってしまうと翌年から配当停止や株価下落をする可能性もあります。
分散投資しにくいからこそ避けられないリスクですね。

②は、「銘柄選びのスキルが必要になる」です。
また、高配当株の中には、「罠」銘柄も多く潜んでいます。一企業が今後も配当を出し続けてくれるのかは保証してくれません。それを避けるために、銘柄選びの知識や時間が必要になってきます。
また、購入のタイミングや各銘柄監視も必要になりますね。
サラリーマンなど時間がない人にとっては、長続きするのは難しいかもしれません。

③は、「配当の再投資」についてです。
インデックス投資では、多くが自動的に再投資してくれますが、高配当株では配当金が自身の口座に振り込まれるため、資金を集めて自ら再投資しなければなりません。
また、配当には税金(20%)がかかるため、税金を取られたお金から再投資しなければなりません。
その分複利の力が弱まってしまします。

メリット

逆に、高配当株投資のメリット3選です。

①キャッシュフローが増える
②出口戦略を考える必要がない
③長期保有することで企業成長分のリターンも得られる

①は「キャッシュフローの増加」です。
金のなる木を買えば、それだけ金をもたらしてくれます。高配当株を買えば買うほど、得られる配当額も大きくなりますね。
生活への実感も得やすく、モチベーション維持にもなります。
また、万が一株価が暴落しても、配当というキャッシュフローがあれば心理的に有利なのは間違いありません。

②は、「出口戦略」についてです。
インデックス投資では、出口戦略を考え、貯蓄フェーズと取崩フェーズで投資スタイルを変える必要がありました。
一方で、高配当株投資では、入ってきた配当を使えばよいだけなので、投資スタイルや生活スタイルを変化させる必要はなく、使うのに対するハードルが低くなります。

③は、「企業成長のリターンも得られる」です。
しっかりと企業選定を行い正しい時期に購入できれば、企業成長をリターンとして得ることができます。
持ち前の銘柄選びのスキルを活かせるのは、高配当株投資かもしれませんね。

まとめ:インデックスと高配当はどちらも正解だが、インデックスをおすすめする

インデックス投資と高配当株投資のメリット・デメリットを見てきました。

向き不向きがあるため、どちらが優れているということではありません。
自分がより活躍できるのはどちらかよく考えて投資してほしいと思います。

とはいえ、もし迷われているのならば、「インデックス投資」をおすすめします。

銘柄選びのスキルが必要なく、投資タイミングも見る必要はありません。
インデックスが勝手に分散投資・リバランスをやってくれるのです。

私も、インデックス投資と高配当株投資の両方をやっています。
コアとしてインデックスを、サテライトとして高配当株を選んでいます。

インデックスの市場平均を取れる投資の成長性と安定性も取りつつ、やはり配当として実際に使えるお金が増えるのはうれしいですよね。

どちらも資産形成に適した投資方法なので、高コストなインデックスファンドや罠銘柄の高配当株など、注意ポイントに気を付けて、向いている投資手法で資産形成に励んでください!

以上、最後までお読みいただきありがとうございました。

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この記事を書いた人

はんのアバター はん お金からの自由を目指す20代会社員

お金に縛られない自由を求めて資産形成中の20代サラリーマン。20代で1000万円をためたノウハウやこれからの資産形成について発信しています。資産形成をする若者がFIREを目指すまでの記録。

持株月5万/オルカン月30万/個別株不定期/資産1500万達成
多くの方と情報交換出来ればと思いますので、よろしくお願いします!

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