こんにちは。
今日もお金の勉強をして資産形成を加速させましょう!
Bogleheadsから学ぶシリーズの最後は、投資の世界に留まり続けること。
第1~9回でお話しした中で最も難しいのが、この投資手法を変えずに一つの目標を見続けることだと思います。
継続することの大切さを改めて確認していきましょう!
お金に縛られない自由を求めて資産形成中の20代会社員が自身の経験をもとに、資産形成のノウハウやお金の知識について発信している著者が執筆しています。
・20代会社員
・社宅一人暮らし
・20代1000万円達成
・積立投資:持株会5万/オルカン10万
・高配当株や個別株を不定期にスポット買い
人間なので、隣の芝生は青く見えるとよく言われますが、気持ちや手法をコロコロ変えたくなってくるものです。
成功しているときは辛抱することもできますが、損失を抱えていたり他の投資家の成績より悪いと特に同じことを維持することが難しいものです。
長期投資を続けるにはそれだけの覚悟が必要です。
そんな覚悟を持ってもらうための知識を学んでいきましょう。
株式市場の最良の日を逃すと、いくら損するか
株式市場の最良の日を逃すと、投資のパフォーマンスが大幅に低下することが分かっています。
では実際どのくらい投資成績が低下するのでしょうか。
・最良の日を1日逃すと、投資収益は▲ 5 %低下する
・最良の日を2日逃すと、投資収益は▲ 10 %低下する
・最良の日を3日逃すと、投資収益は▲ 15 %低下する
・最良の日を4日逃すと、投資収益は▲ 19 %低下する
・最良の日を5日逃すと、投資収益は▲ 23 %低下する
たとえ、一時的に損しようとも、最良の日をしっかり拾っていくことで、投資パフォーマンスを上げることができます。
逆に、たった数日を逃すだけで、今までの積み重ねを無駄にしてしまいます。
株式市場の中でも、最も良い日を逃さないためにも、投資の世界に居続けることは大切なのです。
市場のタイミングを計ろうとしないにも通ずるところですが、常に市場の力・複利の力を長い時間かけて享受することが、長期的な視点で見て資産を築くのに大きな力となるでしょう。
市場タイミングを計ることの愚かさについては以下の記事をご覧ください。
投資方針を維持するためには、お金の知識が必要
投資の一番難しいことが、投資手法を変えずに市場に居続けることです。しかし、投資方針を維持することが、資産形成には必要不可欠なことであることもまた確かなことだと思います。
そのためには、よく考え抜かれた投資計画を立てて、それに沿って投資を行う必要があります。
今のようにインデックスファンドが他のアクティブファンドよりも投資パフォーマンスが高いときは、投資方針を維持するアドバイスに従うことも簡単だったかもしれません。
しかし、時々の大不況によって多くの投資家は、パニックに陥り、今までの投資方針を維持することが難しくなりました。
今まで解説してきたように、株式はとても不安定であることを知っていますし、最終的には世界の経済成長がプラスであることも知っています。にもかかわらず、多くの投資家は、様々な情報に踊ろされ気を散らしてしまうものです。
不況の中でも、当初決めた投資方針を維持するためには、正しい投資知識を付けることが最も確実な特効薬となります。
正しいポートフォリオによってボラティリティを減らし、シンプルな投資手法によって結果を見やすくすることで、統一した投資を継続しやすくなります。
何を売買するのか悩むことなく、いつ売買するのも毎回決めることなく、常に一定の資産形成をぜひ心がけていきたいものです。
まとめ:お金の知識を付けて、統一した方針で長期投資しよう
いくら正しい投資をしても長く続けなければ意味がありません。
長く続けるためには、正しいお金の知識を付けて、自らが主体的になって判断できる必要があります。
「20代からの資産形成術」では、皆さんに有益なお金の知識を紹介していきます。
少しずつでも良いです。皆さんの理解度に応じて、でも着実に資産形成スキルを高めていきましょう!
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。
コメント