月5万円の不労所得を得るために

みんな大好き不労所得のお話です

こんにちは。
今回は、月5万円の不労所得を得るには何をしたらよいのかご紹介します。毎月5万円収入が増えたら、かなり生活に差ができますよね。これを機に月5万円でいいので、不労所得を得る行動をしてほしいと思います。

この記事は、不労所得を得るために必要な考え方について書いています。
約15分(3000字)で読むことができます。

はん

お金に縛られない自由を求めて資産形成中の20代会社員が自身の経験をもとに、資産形成のノウハウやお金の知識について発信している著者が執筆しています。
 ・20代会社員
 ・社宅一人暮らし
 ・20代1000万円達成
 ・積立投資:持株会5万/オルカン10万
 ・高配当株や個別株を不定期にスポット買い

今回も元気よく、お金の知識を蓄えていきましょう!

目次

現実:資本で増えるお金の方が労働所得より大きい

過去話題になった「21世紀の資本」の著者である経済学者トマ・ピケティが提唱した不等式があります。

r > g

”r”は資本の収益率、”g”は労働の成長率を表しており、資本の増加率の方が労働の成長率よりも大きいことを示しています。おそらく皆さんもなんとなく実感しているのではないでしょうか。

上がらない給料に上がり続ける物価。まさにr>gを体現している内容です。資本を持っている人はますます資本が増え、労働でしか稼げない人はますます貧乏になっていくことが分かっています。

つまり、労働者でいる限り、資産を築くことはできないのです。それでもなお、労働に固執しますか?今回は、皆さんに少しでも「資産家」に近づくための一歩をご用意したいと思います。

正しいお金の知識を身に着けて、資産形成をしていきましょう。

複利の力を活用して資産形成しよう

偉大なる力「複利」

資産形成をする上で、資本の力(資産家)の力を借りることが必要であることが分かりました。次は資本がどのように増えていくのか見てみましょう。

資産の増え方は、複利の力を利用します。
アインシュタインも「複利は人類最大の発明」と言ったほど、複利の力は秘めたる力を持っています。

例えば、1000万円を毎月5万円の貯金で貯めようと思うと、16年以上かかってしまいます。
一方で、複利の力を利用して、毎月5万円の投資と年利10%の複利の力を利用してみると、たったの10年で達成することができます。さらに、複利の力を活用して16年経つと資産は2000万円となります。貯金だけの場合に比べて複利の力を使うことで、貯蓄額に2倍の差が出てしまいしました。

また、複利の力は金額が大きくなるほど、その増加額も大きくなり威力が増していくこともご理解いただけると思います。

だからこそ、初めは小さな金額かもしれませんが、「複利の力」を利用できる「投資スキル」を早い段階から身につけけてほしいです。

お金に働いてもらうのが鉄則

複利の力、つまりお金に働いてもらうことが重要です。

欲しいものが10万円であったとします。普通では10万円を貯めて買うと思いますがそうではなく、200万円を投資して年利5%つまり10万円を得ることで欲しいものを買う習慣をつけてほしいと思います。自分で働いて得る労働所得からいち早く離れられるように、お金のなる木「資本」を持つようにしましょう。

初めは、100万円分のお金のなる木しかないかもしれません。しかし、来年には年利5%で5万円を得られ、またお金のなる木を得ることができます。次の年は105万円のお金のなる木で、5.25万円を得られます。

複利の力は、時間が味方して、より多くの資本をもたらせてくれます。お金がお金を呼ぶ循環を作れれば、もう困りませんよね。「お金に働いてもらう」これを意識して資産形成に励みましょう。

いくらあれば月5万円の不労所得を得られるのか

利回りを考えてみよう

世の中には適切な利回りがあります。

銀行預金の年0.002%から、どこかの情報商材に載っていた“月”10%(年利換算:300%)まであります。これだけ聞けば、銀行預金なんかする人はいなく、月利10%の情報商材に行きそうですよね。皆さんはお分かりだと思いますが、この情報商材は詐欺でした。

では、利回りは小さいほど詐欺でない確率は高いのか、と言われればそうではありません。例えば、積立保険では年0.1%程の利率が多いですが、私は一種の詐欺だと思います。確かに満期後は少し増えたお金が返ってきますが、預けたことによって得られた利益のほとんどは保険会社の利益になっています。そうでないと、保険会社も生きていけないですからね。

多くの皆さんは、保険積立をやっているかと思います。実際昔の私もそうでした。しかし、その常識はぜひ変えてください。
保険のすべてが悪いわけではありませんが、「保険」と「資産」は分けて考えるべきです。資産形成だと思って入っていた保険も振り返ってみれば、投資(適切な利回りで運用)すればもっと資産が増加していたものです。それを保険だか資産だかごちゃまぜにすることで、だまされているのだと思います。

資産形成するうえで、低すぎる利回り高すぎる利回りを見たら気を付けましょう。長期的に資産形成するうには「適切な利回り」、これを考えることが大切です。

市場の利回りの平均は?

では、適切な利回りとはどれくらいでしょうか。
参考になるのは、世界の経済成長率(市場の利回り)であると思います。

世界のGDP成長率 (出典:OECD)

図は、世界のGDP成長率を示したものです。1970年の一人当たりのGDP額を1とした時のそれぞれの年の成長率を示しています。これを見ると日本を含めて、年利5~6%の成長率を示していることが分かります。

つまり、もし「世界」という市場を買えたとすれば、資産は年5~6%の利回りで増えていくことが分かります。過小な利回りも嫌ですが、過大な利回りもこれを見れば持続可能でないことが分かりますね。私も含めて、長期的なライフプランを考えるときには、持続可能な「世界平均の利回り」を目指していきましょう。

急がば回れです。増やせば増やそうとするほど、失敗して資産は増えません。着実に再現可能なラインが、この世界平均 5 %だと思っています。

ちなみに、世界の主要株式に投資できる「全世界株式オールカントリー」という投資信託(株購入先等を自動で調整して運用してくれる商品)では、平均利回り7%が期待できます。大型株のみの資本を抽出していますので、GDP成長よりも少し高いですが、よく信用できることが分かりますね。

月5万円を資本の利回りで得るために必要な資産

それでは、実際に月5万円を得られるために必要な利回りを考えていきましょう。
先ほどの市場平均「年 5 %」を考えると、月5万 = 年60万 のリターンを得る必要があります。

資産1200万円 × 年利 5 % = 年リターン 60 万円

となりますので、資産1200万円必要なことが分かります。
だからこそ、まずは1000万円貯めましょうということが言われているのですね。

月5万収入が増えれば、大きく生活が変わります。生活の足しにしてもいいですし、さらに資産形成へと回しても良いですね。お金の知識を得て、効率的に資産形成していきましょう!

まとめ:月5万円の不労所得を得るためには

いかがでしたでしょうか。

資産形成するには、
 ・「労働者」ではなく「資本家」になる必要があること
 ・期待利回りは、世界平均の年 5 %を狙うこと
 ・月5万円の不労所得を得るために、まずは資産1000万円目指すこと

簡単にできることではないのはよく分かっています。でも、行動しなければいつまでも変わることはできません。
早いうちから、若いうちから行動して、みんなで楽しく資産形成頑張りましょう!

以上、最後までお読みいただきありがとうございました。

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この記事を書いた人

はんのアバター はん お金からの自由を目指す20代会社員

お金に縛られない自由を求めて資産形成中の20代サラリーマン。20代で1000万円をためたノウハウやこれからの資産形成について発信しています。資産形成をする若者がFIREを目指すまでの記録。

持株月5万/オルカン月30万/個別株不定期/資産1500万達成
多くの方と情報交換出来ればと思いますので、よろしくお願いします!

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