節約スキルを伸ばしましょう!
今回は、固定費節約についてです。一旦契約したら中々変えられないのが固定費ですね。
そこで初心者でも比較的変えやすい「通信料」について考えていきましょう。
お金に縛られない自由を求めて資産形成中の20代会社員が自身の経験をもとに、資産形成のノウハウやお金の知識について発信している著者が執筆しています。
・20代会社員
・社宅一人暮らし
・20代1000万円達成
・積立投資:持株会5万/オルカン10万
・高配当株や個別株を不定期にスポット買い
少しでもお金の知識をつけて、お金からの自由を目指して資産形成を進めましょう!
通信料にいくらかけていますか?
通信会社のシェア
一時期、格安SIMが話題になりましたが、実際に通信会社のシェアがどうなっているのか見てみましょう。
Y!モバイルなども含めた格安SIMのシェアは、20.8 %となりました。著者から見たら、まだまだ浸透していないなと思います。この記事を見た皆さんには、今日から格安SIMに乗り換えてほしいと思います。
一般的なスマホ通信費
では、実際に大手3キャリアで契約したときの通信費はいくらなのでしょうか。皆さんも請求書を見ながら比較してみてください。
MMD研究所の調査によると、Rakuten UN-LIMITを除いた大手3キャリアで9,526 円となりました。大手キャリアを利用すると端末割賦代含めて約1万円を毎月支払っていることになります。
通信費で毎月1万円、2年間で24万円の出費です。本当は同じ金額であるはずなのに、一括で24万円と聞くと躊躇する人が多い中で毎月1万円と聞くとなぜか払えてしまうのが固定費の恐ろしさです。
でも、この毎月1万円の中に端末代も含まれているのでしょう。と言われるかもしれません。
MMD研究所の調査では、さらに端末代を除いた通話通信費の平均も公開されています。それによると大手3キャリアユーザーの月額利用料は、5,150 円(端末代除く)でした。これもまた1か月5,000円と言われれば安いですが、2年間で考えると12万円の大金となります。
格安SIMを使って固定費を削減しよう
毎月数千円かもしれませんが、固定費(今回は通信費)を削減して「節約スキル」を高めてほしいです。
格安SIMの料金
これもまた、MMD研究所の「2022年9月通信サービスの料金と容量に関する実態調査」を見てみましょう。
端末代込みで3,889 円、通話通信料のみで1,567円となっています。
大手3キャリアに比べて1/3の利用料金で使えることができます。月額4,000円の差額を考えると時給1,000円で毎月4時間分の節約ですよね。また、家族で乗り換えを行えば、その分節約することができます。
格安SIMのデメリット
とは言え、格安SIMにもデメリットがありますので、上手に付き合っていきましょう!
①ある環境下で通信速度が低下する
大手キャリアと違って、一定の回線を利用客で分け合って通信を行うので、昼時の回線が込み合うときは通信速度が低下することがあります。私の場合だと、20 Mbpsまで落ちるときがあり、フルHDの動画再生がギリギリできるような状況です。
一方で、昼時にそこまでの通信速度が必要でしょうか。回線速度が命の方以外は、通常利用で困ることはありません。
回線速度を重視する人はその分稼ぎましょう(笑)
②キャリアメールが使えない
格安SIMにするとキャリアメール(例:@docomo.co.jp)で割り当てられるメールが使えなくなります。しかし、今では無料メールも多くあります。例えば、Googleがやっているgmailやヤフーが運営するyahoo-mailがあります。
今では、無料メールもキャリアメール同等の機能を持っていますし、登録も簡単にできます。
賢く使って賢く節約しましょう。
③専門の店舗がない
格安SIMには専門の店舗はなく、すべてネットで手続等が行えます。以前までは、ドコモショップまで行って何時間も並び手続した記憶がありますが、そんな必要もなくなりました。ある意味、デメリットではなく、その分安くなるのでメリットですね。
格安SIM乗り換えの方法
現在利用中のキャリアショップでMNP番号を取得する
手続きが必要となりますが、LINEの引継ぎやアプリの引継ぎなどを簡単にするために、電話番号を変えたくない方はMNP番号が必須となります。格安SIM申し込み時にMNP番号を入力する場所があるのでそこに転記すれば、携帯電話番号を変更せずに乗り換えることができます。
ショップによっては、この番号の取得までに待たせたり、わざと教えなかったり、嫌がらせまがいなことをされるかもしれませんが、そこは踏ん張りましょう(笑)
端末残金や手数料を支払う
2年縛りの大手キャリアでは、契約してから2年後の2か月間以外は違約金がかかります。プランによっても違いますが、一般的には、9,500円かかります。また、端末代もまだ残っている方は、残金の一括返済を求められます。
格安SIMにすれば、一か月4,000円の節約になれば2か月と少しでペイできる金額です。躊躇なく払って、高い通信会社とはおさらばしましょう。
格安SIMのHPで契約、届くSIMカードを差し替える
あとは、格安SIMを契約したのち、その会社のSIMカード(携帯番号などの利用者情報が登録されている)を今のスマホに刺さっているものと交換して、マニュアルに従って設定するだけです。
キャリアによっては、SIMロックといわれる特定のSIMしか認証されないようにスマホをロックする機能がありますので、必要に応じてSIMロック解除の番号も旧キャリアから聞きましょう。
キャリアは人が流出防止するのを嫌いますので、教えてくれなかったりわざと不親切であったりします。が負けじと根気強く聞き出しましょうね。
おすすめの格安SIM
IIJmio
IIJmio(アイアイジェイミオ)は、1990年からインターネットサービスプロバイダと呼ばれるインターネット接続を担う会社です。そこが、2012年から始めたのが格安SIMの「IIJmio」です。
特徴は、老舗企業なので安心感がることや価格が他と比べて安いことです。
音声機能付きでも、1,000円以下の価格で利用で来ます。実は著者もこれを利用していますが、一部込み合う場所以外では快適に利用しています。自宅に回線がある方は、4ギガもあれば十分でしょうか。
回線は、auもしくはdocomoに対応しています。旧キャリアがソフトバンクの方は下をご覧ください。
もっと容量を使いたい方にお勧めの「Nomad SIM」
一か月50 GBもしくは100 GBのプランがある「Nomad SIM」は、自宅の回線がなく大容量に使いたい方にお勧めです。
回線はsoftbankしかないため、旧キャリアがソフトバンクの方、それ以外の方はポケットWIFIを同時に借りましょう。
自宅の固定回線を契約している方は、この機に解約してもいいかもしれません。
料金についても分かりやすく、とても親切です。
また、海外で利用できるeSIMの利用もできます。海外に行くときのパケットWIFI代は高価なものが多いですが、低価格で利用できるのがうれしいポイントです。
ahamo
ドコモ限定で利用できるのが、20GB使い放題の「ahamo」です。
5分間の通話無料もあるので、電話をよく掛ける人にお勧めのプランです。
少しコスパは悪いですが、ドコモが出している格安料金ですので安心感はあると思います。本当はもっとコスパよく節約してもらいたいですが、踏ん切りのつかない方へのセカンドオピニオンとしておすすめします。
まとめ:格安SIMに乗り換えよう
固定費の見直しは、節約スキルの重要なテーマです。
無駄なところは毎月数千円だからいいやではなく、少しでも固定費削減できるように情報収集していきましょう。
今回は、固定費の中でもスマホ代について切り込んでいきました。
今すぐにでも格安SIMに切り替える行動をして、資産形成をしていきましょう!
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。
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