こんにちは。
今日もお金の勉強をして資産形成を加速させましょう!
SVB破綻が騒がれていますが、そもそもSVB破綻とは何なのか。
私たちは何をするべきなのか考えていきましょう。
お金に縛られない自由を求めて資産形成中の20代会社員が自身の経験をもとに、資産形成のノウハウやお金の知識について発信している著者が執筆しています。
・20代会社員
・社宅一人暮らし
・20代1000万円達成
・積立投資:持株会5万/オルカン10万
・高配当株や個別株を不定期にスポット買い
米国でも大手銀行であるSVBが経営破綻しました。
リーマンショック以来の大手銀行破綻ですが、私たちは何をするべきなのでしょうか。
SVB破綻とは
SVBとは
SVB(Silicon Valley Bank)とは、シリコンバレーに本拠地を置き、テック関連のスタートアップへの融資で知られる銀行シリコンバレー銀行のことです。
SVBの総資産は約28兆円で、資産規模は全米で16位の大手銀行。
銀行の破綻は、2020年のカンザス州の地銀以来となりますが、規模だと、リーマンショック時に経営破綻した米貯蓄金融機関の最大手であるワシントン・ミューチュアルに続く歴代2番目の大きな規模となります。
破綻までの経緯
SVBは、ベンチャーキャピタルなどから資金を調達したベンチャー企業の預金を集めて、約3年で約4倍になる1980億ドルの預金残高まで膨らんでいた。
拡大した預金は、満期までの期間の長い米国債や住宅ローン証券などに投資して資産運用を行っていた。
一方で、FRBは最近、インフレ抑制のために利上げを継続的に行っており、利上げによる金利上昇によりSVBが保有していた債券などが大幅に下落、含み損が膨らんでいた。
それを公表したのが、3月8日。
保有債券の売却に伴う損失計上や増資計画を発表した。
資金ぶり悪化に備えた増資計画であったが、信用不安を招き株価は急落、増資計画の買い手の見通してもつかなくなった。
9日夜には、それらの情報を得た預金者は、一斉に預金を引き出す取り付け騒ぎが発生。
SVB自体の身売りを模索する情報もあったが、増資計画の発表からわずか数日で、債務超過状態に陥り10日には経営破綻した。
FDICが破綻処理を担当し、預金保護を発動したが、1口座あたり25万ドルに限られ、それ以降の対応は未定となった。
私たちへの影響
個人預金は行っていないため、直接個人消費者には影響はないが、預金封鎖は顧客企業への影響は必須で、給与支払いなどが滞る可能性は十分考えられる。
また、取引先への影響や今後の経済への影響は不透明なまま。
不安ばかりが先行している状況が続いている。
金利面では、インフレ対策として利上げを急ピッチで行っていたさなかのSVB破綻だったため、今までの急ピッチな利上げが行いにくくなり、インフレの歯止めを失ったこと。
マーケットでは、利上げ抑制から好感であるものの、米国債の下落から資産運用状況の悪化が予測されるため、株高要素にはなりにくいだけでなく、更なる不安から資金引き上げの可能性もあり、短期的には下落局面になるかもしれません。
どこまで影響するのか、まだまだ不透明であることから、より不安を煽っている現状もあり今後の市場には注視していきたいですね。
今後の資産形成戦略について
では、このSVB破綻から、私たちの資産形成はどのように軌道修正すればよいでしょうか。
結論を言えば、「今やっていることを続けなさい」ということです。
長期・分散・積立しているインデックス投資は、短期的な下落を許容したものです。
逆に、株価が下がれば、お買い得にインデックスファンドを購入することができます。
私たちの稼ぐスキル・節約スキル・投資スキルはそのままフル活用して、
芯をぶれずに続ける必要があります。
その中の動きを静観しつつも、私たちは着実に資産形成を続けるのみです。
まとめ:SVB破綻の影響は不透明だが、私たちの資産形成の方向は不変
SVB破綻から、市場の思惑は入り混じっています。
悲観視・楽観視それぞれがいる中、不安ばかりが大きくなっているように感じます。
とはいえ、私たちの投資方針は変わりません。
常に、低コストに長期・分散・積立投資を継続することが大切です。
握力が弱くなりがちな今だからこそ、インデックス投資の原理原則を復習して、お金の知識を裏付けに行動する必要があります。
ここで、どう踏ん張れるかが、今後の資産形成に生きてくるでしょう!
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。
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