こんにちは。
今日もお金の勉強をして資産形成していきましょう!
今回は、資産形成しようと思った時にまず目標とする資産1000万円について、どうやって貯めればいいのか解説していきます。
お金に縛られない自由を求めて資産形成中の20代会社員が自身の経験をもとに、資産形成のノウハウやお金の知識について発信している著者が執筆しています。
・20代会社員
・社宅一人暮らし
・20代1000万円達成
・積立投資:持株会5万/オルカン10万
・高配当株や個別株を不定期にスポット買い
実際に筆者が1000万円を貯めた経験から、これから資産1000万円を目指す人にその道のりを伝授したいと思います。
資産1000万円までは、「収入-支出」の差を大きくして達成せよ!
資産1000万円までの資産形成初期は、投資や投機ではなく、(収入-支出)の差を意識して貯蓄しましょう。
ではなぜ、投資ではなく、収入を増やして支出を減らすことがまず大切なのでしょうか。
資産形成初期に投資が重要でない理由
まず資産を守ることが大切だから
どういうことかというと、資産1000万円を貯めようとする過程にある方は、生活防衛資金がまず足りていないことが多いです。
投資の重要なキーワードに、「リスク許容度」というものがあります。
株式市場の暴落時に狼狽売りしなくても済む、些細なことで投資の世界から撤退しなくても済むように
自分の持てるリスクの範囲内で投資をする必要があります。
100万円貯金があるから、100万円投資しようとするのはいけません。
自分の生活費の1年分~2年分程度は、最低限貯金として持っておき、投資へのリスク許容度を担保する必要があります。
投資を長期的に続け成功するために、まずは資産を守る資金を作らなければいけません。
達成までの投資期間が短いから
例えば、資産1億円を目指そうとすると、一般的な人は何十年も資産運用する必要があります。
一方で、1000万円の場合はどうでしょうか。
早い人では数年で、私の場合は約5年で達成出来ました。
投資は、複利の力を使って、時間を味方に資産運用するものです。
もしそれを、短期間で達成しようとすれば、ハイリスクハイリターンな所謂「投機」に手を出しかねません。
もちろん個人の自由ではあるものの、投機で成功する人はほんの一握り。
長期的に自分の生活を支える資産形成をするのに、おすすめはできません。
ゆっくり金持ちになりたい人はいない
ウォーレン・バフェット
一方で、誰もが金持ちになれる方法が、ゆっくり金持ちになる(長期投資)する方法なのです。
1000万円のその先を考えるならば、1000万円を貯めるときから、「ゆっくり金持ちになる」を実践していくべきですね。
「収入-支出」の差を大きくすることが必要な理由
資産のうち、投資収益よりも貯蓄が占める割合が大きいから
投資が適さない理由の裏返しとなりますが、資産形成初期の時は投資収益よりも日々の貯蓄額の方が大きくなります。
例えば、投資資金100万円で得られる投資収益は利回り4%でたったの「年間」4万円です。
年間200万円を貯蓄できたとすると、投資収益がもたらす利益は貯蓄額に対して2%にしかならないのです。
もちろん、少額の運用はその後の資産形成の原動力になるため大切ですが、
1000万円を目指すときのあてにしては、目標までの道のりが遠くなってしまいます。
まずは、収入を増やして(主に労働で人的資本を増やす)、支出を減らす(節約する)ことで貯蓄額を確保しましょう。
年間200万円(月8万円+ボーナス100万円)を貯蓄できれば、5年。
年間300万円(月12万円+ボーナス150万円)を貯蓄できれば、3年で達成しることができます。
どれくらいの貯蓄額かつどのくらいの期間で達成したいかは、人それぞれですが、目標を決めて「収入と支出の差」を意識して資産形成をしていきましょう。
今後のあなたのスタイルになるから
稼ぎスキルと節約スキルを伸ばすことは、これから2000万円、3000万円を目指す上であなたのスタイルとなります。
例えば、労働スキルで昇進した力や、副業で稼いだ力、固定費を削減した節約スキルなど、1000万円を貯めた事実よりも、1000万円を貯めるまでの過程で学んだお金のスキルを身に着けたことの方が、貴重で大切なことだと思います。
今後何があるかわかりません。
その中でも、ずっと家計を黒字に出来るあなた自身の力はとても力強いものとなるでしょう。
習慣として、スタイルとして、貯蓄できるようになるために、収入を増やして支出を減らすノウハウそのものが財産となります。
貯蓄したお金を使わないように自己防衛しよう!
最後に、注意事項です。
せっかく1000万円を貯めても、誘惑を抑えきれずにキッチリ使ってしまう方が多いです。
車を買う、家を買うなどですね。
心の奥で染みついている自分の持てる資産を超えると、急に財布のひもが緩くなり、散財に繋がってしまします。
資産の増加に対して、自分自身の心理面が追いついていない時に生じます。
例えば、急に宝くじが当たって大金を手に入れたものの、数年で使い切って自己破産してしまう人なんかが良い例です。
この実際の資産と心理上許容できる資産の差は、資産形成する上でどうしても切り離せないことです。
そのため、どううまく付き合うかが大切になります。
解決策として、
①物理的に口座を分けて管理し、簡単に引き出せないようにする
(生活防衛費と生活用口座を分けて管理するなど)
②目標と現在の資産を定期的に報告する
(人間は有言実行しやすい生き物です。実際に表明することで浪費を抑えられます)
自分自身のやり方でいいので、せっかく貯蓄した資産を浪費しないように自己防衛してみましょう!
まとめ:資産形成初期には、投資よりも「収入-支出」の差を意識すること
1000万円貯めるためには、労働と倹約が重要です。
投資にもチャレンジしながら、資産増加には収入を増やして支出を減らすことで実践しましょう。
1000万円を達成するまでの過程で得られた稼ぎスキルと節約スキルは、何にも代えがたい財産となるでしょう。
さらには、貯めた資産をいかに守っていくのか。
貯蓄用口座や投資口座、生活用口座を分けて管理したり、自分の現状と目標を赤裸々にすることで
有言実行に繋げましょう。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。
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