こんにちは。
今日もお金の勉強をして資産形成を加速させましょう!
今日は、実際に投資する時に悩む投資先についてのお話です。
結論を言えば、長期・分散・低コストに投資できる「インデックスファンド」を選べ!です。
なぜ、インデックスファンドが優秀なのか、結論に至った理由をお話しします。
お金に縛られない自由を求めて資産形成中の20代会社員が自身の経験をもとに、資産形成のノウハウやお金の知識について発信している著者が執筆しています。
・20代会社員
・社宅一人暮らし
・20代1000万円達成
・積立投資:持株会5万/オルカン10万
・高配当株や個別株を不定期にスポット買い
何に投資するのかの悩みは多くの方が持っていることでしょう。
今回はそんな問いに一旦の回答を示したいと思います。
インデックス投資とは
インデックス投資とは、特定の金融市場のインデックスの動きを再現することを目的とした投資のことです。
例えば、日経平均と自分のポートフォリオを一致させるように運用させることを言います。
自分で市場平均と同じように立ち回ることはできないので、一般的には、投資信託やETFに投資してくれるファンドに投資します。証券会社には、投資信託商品を数多く取り揃えており、大小さまざまなインデックスファンドがあります。
適切に管理されたインデックスファンドは、低コストで一貫して長期的に投資できる利点を個人投資家が簡単に享受できます。
インデックスファンドの仕組みは大きく2つあります。
①指数の基礎となる現物証券を単純にポートフォリオとすることで達成する方法
⇒一般的なETFはこの方法で指数を複製しています。
②スワップなどを利用して、物理的に保有することなくETFの動きを模擬する方法
⇒高度な概念なので理解する必要はありません。
インデックス投資の利点
多くの投資家はインデックスに勝てない
インデックスファンドについて解説してきましたが、なぜインデックス(市場平均)にこだわるのでしょうか。
多くの方は、もっと運用してインデックスに上回る投資成績を出したい!と思うでしょう。
しかし、残念ながら現実、そう上手くはいきません。。。
実際に世界の経済成長率を見てみましょう。
グラフから分かる通り、5 %の年利で毎年成長していることが分かります。
全世界株式の過去の平均利回りは、約 7 %であることから、インデックス指数の妥当性がうかがえると思います。
一方で、プロの方が運用するアクティブファンドであっても、一部年利数十%の投資成績を収めている一方で、インデックスに勝る運用成績を収められているファンドは全体の 10 %程度しかありませんでした。
つまり、プロでさえ多くはインデックスを下回っていることを考えれば、個人の素人はとりあえずインデックスの利回りを取れることの重要さが分かったかと思います。
また、第三回SPIVAアワードプログラムで受賞した「A Case of Index Fund Portfolios」によると、アクティブファンドの中でインデックスファンドに勝てたのは、僅か17.1 %しかありませんでした。また、インデックスに負けたファンドのパフォーマンスは平均で▲1.25 %、勝てたファンドで平均 +0.52%のパフォーマンスしか出せていません。
グラフは、横軸に試行回数、縦軸にインデックスに比べたアクティブファンドの運用成績について示しています。
これを見ても明らかで、多くの投資家はインデックスに勝てていないことが分かります。
投資コストを低く抑えられる
さらに、インデックスが有利なこととして、投資コストが安いことが挙げられます。
インデックスファンドは、積極的に売買運用するよりコスト面で有利であるため、継続的な投資収益による複利の力が高くなります。
実際に投資コストが 1.5 %の場合と 0.15 %の場合で、資産形成にどの程度影響するのか調査した結果です。
40年で1000万円以上、リタイヤ生活の期間から見ると15年以上の差を生みました。
アクティブファドよりインデックスファンドの方が投資信託料が 1 %以上安くなることは珍しくありません。
低コストな資産運用により、多くの富の蓄財に努めましょう!
簡単に投資手法を一貫して継続できる
さらに、インデックスファンドの利点として、投資スタイルが一貫していることが挙げられます。
長期投資をする上で、ファンドが別ファンドに合併されたや、ファンドマネージャーが退職したためにファンドの方針が大きく変わったなど、多くの場合で当初の投資スタイルを維持することはとても難しいです。
インデックスファンドでは、特定のインデックス指数に連動することを目的としているため、投資スタイルが途中でぶれることもなく、何十年も同じ手法で運用を継続できることが期待出来ます。
迷ったら二つののうちどちらかのインデックスファンドを選ぶこと
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
通称:オルカン と言われているものです。
48か国約3,000銘柄に分散投資でき、全世界の時価総額の85 %をカバーしています。
これ一本あれば、すべてを網羅したポートフォリオを簡単に保有することができます。
それでいて、信託報酬は「0.1144 %」しかありません。隠れコストを含めた実質的なコストでも、0.170 %(2022年度)の成績でした。
低コストに分散投資を簡単に始められる魅力的な投資先ですね。
私も毎月積み立て投資しており、資産形成する上でのコアとなっています。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
こちらも人気のあるインデックスファンドです。
上記のオルカンから、アメリカだけを抽出してきたものです。過去30年間で経済成長をアメリカが大きく引っ張っており、時価総額を占める割合が多いことから、より低コストで効率性を上げて運用したい方に人気が出ています。
信託報酬は、オルカンよりさらに低い「0.0968 %」であり、隠れコストを含めた実質的なコストも、0.112 %となっています。
一方で、過去の成績からアメリカのみを選択しているので、本当の分散という意味では劣りますが、運用コストが安いことや今後も世界経済の中心は米国であることが予想できることから資産形成にうってつけです。
投資の神様バフェットも、「資産はS&P500に投資せよ」とお墨付きを頂いています。
まとめ:投資先はインデックスファンドを選ぶこと
私たちが、手軽で低コストに株式市場全体を購入する最良の方法が、インデックスファンドを利用することです。
インデックスファンドを利用することで、多くの投資家の投資を上回った利回りで長期的に運用できるだけでなく、投資コストも抑えられ、簡単に一貫した投資スタイルを貫くことができます。
おすすめのインデックスファンドととして、「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」と「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」を紹介しました。
事業も投資も早く始めることが大切です。若いうちから資産形成を行い、将来の富を創っていきましょう!
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。
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