FIRE卒業、FIRE失敗に思うこと

こんにちは。今日はFIREの方向性について考えていきましょう

原油高や円安、株安の影響を受けて、資産が目減りしている方も多いはず。その中で、FIREにも変化の兆しがみられています。実際、FIREをやめてまた就活している人も多いです。そこで、FIREは実際に失敗なのか方向性について考えていきましょう。

この記事は、FIREの今後について書いています。
約10分(2500字)で読むことができます。

はん

お金に縛られない自由を求めて資産形成中の20代会社員が自身の経験をもとに、資産形成のノウハウやお金の知識について発信している著者が執筆しています。
 ・20代会社員
 ・社宅一人暮らし
 ・20代1000万円達成
 ・積立投資:持株会5万/オルカン10万
 ・高配当株や個別株を不定期にスポット買い

FIRE卒業、FIRE失敗が叫ばれている中、FIREの目指すべき道を改めて学んでおきましょう!

目次

FIRE卒業が叫ばれているきっかけ

Twitterのトレンドで最近ちょくちょく出てきている「FIRE卒業」や「FIRE失敗」の文字。
経済が低迷することで、資産額が減ってFI(経済的自立)ができなくなった状態の方が多いようです。一方で、FXやレバナスに失敗して含み損を抱えたなんて話もありました。

もう一度FIREの定義についておさらいしておきましょう。

FIREは、Financial Independence, Retire Earlyの略。つまり、経済的自立と早期退職を意味します。
ここで大切なのが、「経済的自立」です。資産所得>生活費 を目指します。

ここでいう資産所得は、持続可能=市場平均の利回り(4%ルール)でなければなりません。
FXやレバナスでFI(経済的自立)を目指そうとしている時点で、間違っているのです。

市場の利回りについては以下をご覧ください。

また、昨今の物価高で資産所得より生活費が高くなってしまうケースもあるようです。物価上昇は今後も避けられませんが、FIREの土台がある人にとっては、物価分の資産形成をすることは苦ではないはずです。一時的には“卒業”するかもしれませんが、ほぼ経済的自立を達成しているにほかならないと思います。

物価高や株安になると、今後も同様の話題が出てくると思いますが、一喜一憂するのではなく長期的な目線で考えていきたいものですね。

FIREが失敗する2つの理由

資金がなくなる

FIREできなくなる理由として、資金がなくなることが考えられます。

まだまだ、FIREに必要なスキルが足りなかったのでしょう。ただし、やっている方向性は正しいので、もう一度着実に進んでいきましょう。「稼ぎ」「節約」「投資」「制度」の各スキルをもう一度振り返ってみて、どこで資金を使ったのか反省することで、より強固な土台を築けると思います。

浪費が増えて「節約」できない、過度なリターンを求めて失敗した「投資」、節税出来ずに消費される「制度」など、綻びが必ずあるはずです。

ゼロから始めるFIREよりも、5000万円から始めるFIREの方が簡単ですし、一度FIREまでを経験した道のりは何よりも知識ですので、諦めずに再度目指していきましょう。

働かないことに飽きる

FIREできなくなる理由のもう一つに、「飽きる」ことが考えられます。

FIREできる人は、自頭が良くてお金の知識もある人ばかりです。そういった人は社会的つながりも大切にするでしょう。そうすると、働かないということにつまらなくなってくる人もいます。

実際に、FIREしてやることがなくなって飽きたという声を聴くことがあります。

ただし、重要なのは、FI(経済的自由)であり、働きたくなくても働かなければいけない人と、働かなくてもいいけど自分のために働く人では全くモチベーションが異なりますよね。

FIREは、少数派です。
周りのサポートや平均は使えません。逆に言えば、FIREの形は何もないのです。
自らFIREへの道を切り開いていきましょう

FIREはお金からの自由が主題

皆さんは、何のためにFIREするのでしょうか?
私は、お金を稼ぐための仕事から解放され、つまり、お金からの自由を得るためにFIRE(正確にはFI:経済的自由)を目指しています。

FIREは、RE(早期退職)よりもFL(経済的自由)の方が大切!

経済的自由を得るためには、どの程度の資金があればよいでしょうか。
5000万円? 1億円?
1億円貯めてもFIREできない人はできないでしょうし、2000万円でもできる人はできます。

何を言いたいかと言うと、FIRE失敗を恐れて足踏み状態の人に必要なFIREの資金はきりがないということです。

そうではなくて、最低限の生活費を資産所得から得て、贅沢費は自ら稼ぐなど、その時々に臨機応変に対応すると良いでしょう。資産所得から収入を得ることで、人生設計は自由度が増します。それこそが、「お金からの自由」の一歩だと思いますし、FIREにつながるでしょう。

仕事をしたから、FIRE失敗ではありません。人間の幸福には、お金だけではない、自己実現ややりがい、承認欲求など多くの要素が組み合わされています。仕事をすることで社会とつながり幸福を得られるなら、それもFIREの新しい形だと思います。また、目標に向かって仕事をしてFIREを目指すもの、途中必要なことです。

物価高や不況になると、FIRE卒業・FIRE失敗が話題になるかもしれません。
それに振り回されずに、自分の目指す「お金からの自由」を目指して着々と行動していきましょう!

まとめ:今後もFIREの道は間違えていない

今回は、FIRE失敗について思うところということで、解説してきました。

FIREの目指す場所もその道のりも、人それぞれです。みんなでお金の知識を付けて行動することで、それぞれの理想に向けて頑張っていきましょう。

FIRE失敗は、真のFIREへの通過点。

やっていること、今までの道のりは決して間違っていません。
このブログと一緒に、資産形成に励みましょう!お金の勉強がFIREへの一番の近道です!

以上、最後までお読みいただきありがとうございました。

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この記事を書いた人

はんのアバター はん お金からの自由を目指す20代会社員

お金に縛られない自由を求めて資産形成中の20代サラリーマン。20代で1000万円をためたノウハウやこれからの資産形成について発信しています。資産形成をする若者がFIREを目指すまでの記録。

持株月5万/オルカン月30万/個別株不定期/資産1500万達成
多くの方と情報交換出来ればと思いますので、よろしくお願いします!

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