【投資入門】証券口座の開設方法

こんにちは。
今日もお金の勉強をして資産形成に繋げていきましょう!

実際に投資しようとしたときに、「証券口座」が必要になります。
今回は、投資を開始できるように証券口座を開設する方法をお伝えします。

この記事は、証券口座の開設方法について書いています。
約20分(4500字)で読むことができます。

はん

お金に縛られない自由を求めて資産形成中の20代会社員が自身の経験をもとに、資産形成のノウハウやお金の知識について発信している著者が執筆しています。
 ・20代会社員
 ・社宅一人暮らし
 ・20代1000万円達成
 ・積立投資:持株会5万/オルカン10万
 ・高配当株や個別株を不定期にスポット買い

資産形成したい、投資したい、インデックス投資をやってみたい
といっても、実際に動いて見ないことには何も始まりませんね。

皆さんの第一歩として、証券口座の開き方を解説します。

目次

証券口座開設は簡単!

証券会社の口座を開設するのに、思うほど時間はかかりませんし、手続きも複雑ではなく簡単にすることができます。
食わず嫌いせずに、投資に興味が出たら、まずは口座を開いてみましょう!

見て・聞いて勉強するより、実際にやってみると100倍理解は深まりますし、勉強できると思いますよ。

証券口座の解説ステップ
①証券口座を選ぶ
②口座開設申請をする
③証券口座に軍資金を入金する
④ポートフォリオを考える
⑤積立投資により投資する
⑥(投資信託)分配金再投資に設定されているか確認する
⑦(投資信託)金額指定の自動積立が設定されているか確認する

証券会社を選ぶ

株式や債券の売買は、証券取引所で行われています。
私たち個人投資家は、直接的に取引所で株式などの取引を行うことができないので、証券会社を通して参加する必要があります。

主な証券会社には、SBI証券や楽天証券、SMBC日興証券などがあります。
それぞれの違いとして、証券取引サービスのみを提供しているところもあれば、銀行との連携をしているところや、自社のインデックスファンドの運営など付加サービスを提供しているところもあります。

また、株式は証券会社でしか扱っていませんが、投資信託(ファンド)は証券会社にとらわれないため、銀行・郵便局などでも取り扱っています。ただし、投資信託の種類によって、取り扱いがある場所とない場所があるので、購入したい投資信託がある場合には注意した方がいいでしょう。
もちろん、基本的なインデックスファンドは、大手証券会社であればどこでも取り扱っています。

大なり小なりあれども、ネット証券であればどこでも大差はありません。
個人的なお勧めであれば、SBI証券・楽天証券・SMBC日興証券をおすすめします。
特に広告ではありませんが、私自身も利用していて便利に使っていますし、大手の安心感やポイントなどでお得に使えると思います。

投資信託の扱いがあるか

基本的なインデックスファンドなどは、証券会社を選ばずに購入できますが、自社商品として提供している場合などは、取り扱いがない場合もありますので、買いたい投資信託の取り扱いがあるかどうかの確認をすると良いでしょう。

SBI証券楽天証券SMBC日興証券松井証券野村証券
eMAXIS Slim 全世界株式
Tracers MSCIオールカントリー
たわらノーロード全世界株式
SBI・V・全世界株式
楽天・全世界株式
全世界株式インデックス 取扱一覧

例えば、有名な全世界株式型の投資信託ごとにどの証券会社に取扱いがあるのかを一覧したものがこちらです。

最も豊富なのが、SBI証券です。
あくまでも一例として取ってきたものです。

もちろん、その他にも野村証券でしか購入できない投資信託もありますので、自分が購入したい投資信託が明確な場合はその取扱いがあるのかどうかをまずは確認すると良いでしょう。

とはいえ、有名どころで取り扱いが一番多いところは、SBI証券ですので迷ったらSBIを選べばよいと思います。

他のところは、取扱数に大差ないと思います。

手数料は安く、インターネット取り扱いであるか

前提かもしれませんが、店舗で買うことはやめましょう。
例えば、「eMAXIS Slim シリーズ」は信託手数料が安くて有名ですが、店舗で購入する時には「eMAXIS」という類似商品になります。
手数料が倍以上違うものですので、長期投資で手数料を安く抑えるためにも、ネット証券で投資しましょう。

インターネット取扱いであれば、簡単に売買できたり設定を確認できたりしますし、取引手数料も安く商品を購入することができます。

上記で上げた証券会社であれば、すべてを満たしていますので安心して投資できます。

NISAの開設ができるか

そして、節税を利用するために、NISA口座を開設できるかどうかも大切になってきます。

証券口座を開設すると、一般口座・特定口座・NISA口座の3つを基本的に開設出来ます。

・一般口座:税金処理などを一切しない基本的な口座であり、場合によっては自分で譲渡損益を計算して確定申告をする必要があります。
・特定口座:年間取引報告書を証券会社が作成してくれ、源泉徴収ありの場合は確定申告の必要がありません。
・NISA口座:税金のかからない口座で、期間や金額に上限が設定されています。

まずはNISA口座から利用していくことが、節税に繋がっていくため、そもそもNISA口座が開設できるのかどうかを確認しましょう。基本的に、大手の証券会社であればどこでもNISA口座をつくることができます。

証券口座を開設する

利用する証券会社が決まったら、その証券会社のHPに行き口座を開設します。
口座の開設自体は、非常に簡単でオンラインにて済ますことができます。

その時、NISA口座なども一緒に開設することができるので、オプション設定を忘れずにしましょう。

必要事項を記入して、口座開設申し込みをすると、自宅に本人確認書類が届きます。
必要書類の郵送後、審査を経て、開設完了通知を受け取れば、無事証券口座を開設することができます。

郵送に時間がかかるために、実際には1週間程度時間を見積もっておくと良いでしょう。

証券口座に入金する

証券口座にアカウントが開設されると、必要に応じて証券口座へ投資資金を入金する必要があります。

基本的にはネット銀行からの送金が便利だと思います。
基本的に入金時は手数料無料で利用でき、出金時も月数回の出金手数料無料サービスが設定されている場合が多いです。

また、提携銀行であれば、銀行口座と証券口座をリンクすることもでき、定期送金や自動入金(ハイブリッド口座)などのサービスを利用することができます。

さらに、証券会社によってはキャッシュカードを発行することもでき、各銀行のATMで入出金をすることもできます。

様々な方法がありますので、自分の便利な方法を選んでみましょう。

ポートフォリオを考えて、投資する

証券会社の口座に入金しただけでば、投資したことにはなりません。
証券会社口座内の未投資の資金は、自動的に証券会社のマネーファンドに保管されます。もちろんこれは、利益を追求するファンドではなく、銀行口座のように多少の利息を提供しつつ、いつでもその資金を利用できるように高い流動性を持っています。そのため、未投資資金を自動的にマネーファンドに保管しても、投資したいときに自由に投資することができます。

過去、銀行口座よりも証券会社の口座ファンドの方が、利息が高かった時期がありますが、今ではほとんど変わりません。銀行と違ってペイオフ制度(1000万円までの預金保護)はありませんが、それと類似したものとして投資者保護基金というものがあります。銀行のように、1000万円までの資産が保証される制度です。

また、顧客資産の分別管理の原則があるため、そもそも証券会社の利益に関係なく私たちの資産は保護されています。

とはいえ、証券口座に置いておくだけでは投資になっていませんので、ポートフォリオを考えて、実際に投資を行いましょう。
株式であれば、証券会社営業日の9:00 ~ 15:00 (途中1時間は昼休憩)に株式の売買が行われています。営業時間外にも証券会社に取引指示を行えますが、実際の取引は翌朝になります。
投資信託であれば、前日の取引を翌営業日に確定させて、取引は成立します。取引が確定するまで、投資信託売買の具体的な金額は誰にもわかりません。

注意したい設定

分配金再投資

インデックスファンド等を除く、多くの投資信託では、定期的に配当金が支払われます。
分配金と言われて、投資した企業からの利益の還元であり株主に支払われます。これらの分配金をどのように支払うのか選択する設定があります。

基本的に、長期的な複利の力を利用するために、支払われた分配金は再投資することが最もふさわしいです。
そのため、事前に分配金が入金された場合には再投資するように設定しておきましょう。

分配金「受取」になっている場合は、「再投資」に設定変更することで、分配金を得られた時には自動的にその投資信託を自動的に買い付けます。

SBI証券 設定確認(例)

自動投資(積立投資)

最後は、積立投資の設定をしましょう。
投資信託では、毎月の購入金額を決めてドルコスト平均法にて積立投資を設定できます。

ここでは、例としてSBI証券でのやり方を画像に挙げていますが、他の証券会社でも同じように自動積立投資することができます。

投信(積立買付)を選択後、購入したい投資信託を選んで積立購入を選択するとこの画面になります。
決済方法・積立金額・積立設定をそれぞれ入力してください。

SBI証券会社では、クレジットカード積立もできますので、入金の必要もなく気軽に始められますね。

それぞれの必要事項を入力したら、次へと進み、その他確認事項を確認すれば、積立設定は完了です。

ドルコスト平均法で積立することで、長期的に利益を最大化することができるでしょう。
投資は、長く続けることが大切です。株価の上下に一喜一憂することなく、長期積立で資産形成をしていきましょう。

まとめ:証券会社の口座開設は簡単!

証券口座の開き方について、解説してきました。

株式の世界は、まだまだたくさんの内容があります。それでも、証券口座を開設することが皆さんの通る第一歩なのは確かです。未知なる世界ではなく、ぜひ経験していける世界となることを期待しています。

投資に関する情報やアドバイスはたくさん公開されていますが、百聞は一見に如かず、まずはやってみることをおすすめします。
その中でも、インデックス投資は多くの研究や実証済みの原理原則から成り立っています。
もちろん、短期的には損することもありますが、長期的に続けることで、ほとんどの人にとって富を得る方法として有効であることでしょう。

皆さんが富への自由を手に入れられるように、投資の第一歩を応援します。

以上、最後までお読みいただきありがとうございました。

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この記事を書いた人

はんのアバター はん お金からの自由を目指す20代会社員

お金に縛られない自由を求めて資産形成中の20代サラリーマン。20代で1000万円をためたノウハウやこれからの資産形成について発信しています。資産形成をする若者がFIREを目指すまでの記録。

持株月5万/オルカン月30万/個別株不定期/資産1500万達成
多くの方と情報交換出来ればと思いますので、よろしくお願いします!

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