こんにちは。
今日もお金の勉強をして資産形成を加速していきましょう!
ニュースで、初任給増額や春闘での賃上げ満額回答など、多くの大企業で大幅な賃上げが実現されています。
一方で、中小企業がその波に乗れるのかなどの不安要素も浮き彫りになった来ました。
そんなニュースを通して、個人としてできることについて考えていきましょう。
お金に縛られない自由を求めて資産形成中の20代会社員が自身の経験をもとに、資産形成のノウハウやお金の知識について発信している著者が執筆しています。
・20代会社員
・社宅一人暮らし
・20代1000万円達成
・積立投資:持株会5万/オルカン10万
・高配当株や個別株を不定期にスポット買い
コロナが終息しつつある中、企業の業績も回復し、ベアアップを含む春闘の妥結がニュースになっています。
そんな賃上げブームを見ながら、今後の資産形成の道筋を再確認していきましょう。
賃上げの波
2023春闘
年収最大4割上げ「ユニクロショック」どうなる春季交渉
日経新聞
ユニクロを運営するファーストリテイリングが、2月に全社員の賃金を最大40%引き上げることを決定し、一気に今年の春闘をにぎわせました。
春闘では、賃上げとして全社員の賃金水準を一律に引き上げるベースアップと勤続年数ごとに加算される定期昇給、一時金であるボーナスについてそれぞれ議論されている。
ベースアップは、将来もらえる生涯年収にも大きく影響するため、その決断は企業側も今まで慎重派であった中、今年は大盤振る舞いとなりそうですね。
IHI、6%賃上げ回答へ 満額は半世紀ぶり
日経新聞
サントリー、賃上げ7%に上積み 初任給は24年に1割増額
他にも、賃上げを妥結したところでは、サントリーやAGC、ロート製薬、キャノンなど名立たる企業が賃上げを実施した。
他の多くの企業でも、初任給の増額や賃上げ意向を示しているなど、まだまだ熱は冷めなさそうな勢いです。
賃上げの波の背景
バブル崩壊後数十年にわたて、大きな賃上げが実施されていないことにある。
好業績の企業であっても、内部留保が大きく、賃上げには消極的であり従業員に還元されていなかった。
また、物価上昇に対して賃上げが追いついていない状況が続きました。
今回の春闘で大幅賃上げが達成されれば、物価高騰を打ち消すことができ、消費拡大につながりやすい経済状況になります。
そのため、国も企業も賃上げに意識が傾いているのです。
ただし、コロナやウクライナ情勢から物価上昇率は4%を超えています。
6%の賃上げがあったとしても、実質賃金の上昇は見た目よりも小さいものとなるでしょう。
また、海外の物価高、賃金上昇幅に比べれば小さいもので、世界との格差は広がるばかりです。
来年もこの流れが続くのか注視していきたいですね。
賃上げの波の問題点
大企業では、多くの企業で賃上げ実施・予定されている中で、以前賃上げをしない会社も一定数います。
また、中小企業にも、大手の賃上げムーブが続くのかまだまだ予断を許しません。
インフレが続く中、依然として中小企業の賃上げが進まなければ、国民生活の改善は程遠く、さらには低所得層とその上との差が広まってきます。
まさに、r>gの不等式が現実に鮮明になってきました。
労働力による収入には限界があるということです。
あなたは、どこの立場にいるでしょうか。
あなたの会社が賃上げしない環境ならば、原因はあなた自身の頑張りではなくて、そこにいる鑑賞なのかもしれません。
賃上げの波が波及している中、私たちができること
今の賃上げの波に乗れている人は、このまま享受すればいいですし、
このムーブに乗れていない方は、もっと頑張らなければいけないのでしょうか?
実はあなたの頑張りの外で、影響されることの方が多いと思います。
日本の会社の多くでは、少しの「あなた自身の努力」と多くの「あなたのいる環境」が影響します。
つまり、今給料が上がらない人は、今いる環境が悪いのかもしれません。
どんなに好景気であっても、ブラック企業はブラックですし、賃上げしない企業は賃上げしません。
その中で、あなたがどれだけ努力しようと現状は変えられないだけでなく、自分自身を大きく疲弊させてしまうでしょう。
唯一脱却する方法は、今いる環境から抜け出し、給料が上がりやすい環境に移るしかないのです。
今回の春闘をよく見て、自分のいる立場を再認識してもらえればと思います。
稼ぐスキルの根本は、稼ぎやすい環境に身を置くこと。
副業でも会社でも同じです。どれだけ頑張っても環境が邪魔することもあれば、少しの労力だけで環境が手伝い収入を大幅に成長させることができるかもしれません。
悩んだら、環境の是非についても見てみてください。
環境を変える努力が重要なのかもしれませんよ。
まとめ:賃上げの波に乗れる人乗れない人は、環境要因が大きい
今回は、賃上げの波についてニュースを抜粋して紹介しました。
物価上昇から、実質賃金は減少。
その中で官製春闘が始まり、多くの企業で物価上昇を吸収する賃上げを実施しています。
一方で、賃上げしない企業も多くあるのが実態です。
給料が上がるのかどうかは、自身の能力も大切ですが、多くの場合で環境が影響することが多いです。
給料の上がりにくい環境に身を置けば、必然と給料は上がりません。
自身の置かれている環境を見直すいい機会です。
副業でも会社でも、成長する環境に身を置くように意識することで成長を享受できる確率が上がります。
環境を変える行動も含めて積極的に活動していきたいですね。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。
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