【5. 投資コストを最小限に抑える】投資コストの影響を無視しないこと!

こんにちは。
今日もお金の勉強をして資産形成を加速させましょう!

株式を売買する時、ファンドを維持する時など、様々なところで投資コストがかかっています。購入金額から見れば0.1%程度の違いしかないかもしれませんが、長期投資をする上では、無視できない金額となります。
今回は、投資コストをなるべく抑えることの大切さについて勉強していきます。

この記事は、投資コストについて書いています。
約10分(2500字)で読むことができます。

はん

お金に縛られない自由を求めて資産形成中の20代会社員が自身の経験をもとに、資産形成のノウハウやお金の知識について発信している著者が執筆しています。
 ・20代会社員
 ・社宅一人暮らし
 ・20代1000万円達成
 ・積立投資:持株会5万/オルカン10万
 ・高配当株や個別株を不定期にスポット買い

何気ないコストも塵も積もれば山となります。
投資コストについても、注意できるように、お金の知識を付けていきましょう。

目次

投資にかかるコストとは

投資コストを抑えることは、小さいながらもとても大切なことです。
特に、ファンドを運用する際のコストは、投資収益から直接引かれ、長期的な収益を食いつぶしてしまいます。

シンプルで簡単に市場全体を購入しようとすると費用が掛かりますが、その費用を管理することで、パフォーマンスを最大化し、投資結果を大幅に向上させることができます。

では実際に、ファンドを購入する際のコストについて見ていきましょう

購入・売却手数料

購入時や売却時にかかる販売手数料です。

低コストで運用されているファンドでは、無料である場合がほとんどです。
購入時もしくは解約時にかかるだけですので、あまり気にしすぎるところではないですが、
ローコストファンドを選択することで、これらの投資コストから逃れることができます。

eMAXIS Slimシリーズのインデックスファンドには、購入時・解約時手数料はかかりません

信託報酬

投資する時に、信託財産から間接的に負担する費用として、信託報酬があります。
投資ポートフォリオを管理・維持するためにはコストがかかり、そのコストは毎日発生します。
総資産に対するパーセンテージで詳記されており、目論見書に必ず記載されています。

ファンドによっては、1%以上の高額なものもあります。
高いからと言って、投資成績が良いとは限りません。インデックスファンドを選ぶ場合は、なるべく信託報酬が安いものを選ぶようにしましょう。

【eMAXIS Slim S&P500】  信託報酬年率 0.0968 %
【eMAXIS Slim 全世界株式】信託報酬年率 0.1144 %

売買手数料(隠れコスト)

上記の信託報酬のほかに、いわゆる目論見書には記載されていない経費があります。
よく隠れコストと言われており、証券の売買手数料や監査費用などがそれにあたります。

売買手数料とは、ファンドがポートフォリオのリバランスをする際に、株式を売買しますがその際に発生する費用です。私たちの目にはできないですが、発生の都度、信託財産から間接的に支払われます。
運用状況によって変化するため、事前にいくらかかるのか示すことはできないのです。

また、監査費用は、ファンドが決算ごとに監査法人から監査を受けますがそれに要する費用として信託財産から間接的に支払われます。これもまた、発生主義で支払われるので目論見書には記載されていません。

これらの隠れコストは、私たちが直接支払うわけではないので気づきにくいですが、コストが支払われるだけ基準価格に影響を及ぼします。

投資する際には、隠れコストも含めて、いくらの投資コストがかかるのか必ず確認して精査しましょう。

eMAXIS Slim 全世界株式の投資コスト

インデックスファンドで人気のあるeMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)の投資コストについて見ていきましょう。

購入・売却手数料は、ゼロです。

信託報酬は、年率0.1144%(税込)で、他のファンドと比べても十分安い水準となっています。

隠れコストは、毎年の運用報告書でしか知ることはできません。2021年度の運用報告書の抜粋がこちらとなります。
隠れコストとして、売買委託手数料・有価証券取引税・その他費用を合わせて、0.056 %の運用コストがかかっていました。

信託報酬と併せると、トータルの投資コストは年利 0.170 %であることが分かり、ファンドの実質の投資コストになります。

eMaxis Slim 全世界株式の投資コスト

投資コスト増加の影響

では、投資コストの増加がどのように影響してくるのを考えてみましょう。

仮に、25歳から65歳までの間、月3.75万円を年利4 %で積み立てた後、65歳以降に月20万円を取り崩したものとします。
ここで、投資コストが 1.5 %の場合と 0.15 %の場合を見ていきましょう。

投資コストが資産形成に影響する度合について

まとめ:

投資には、コストがつきものです。
売買手数料や信託手数料などがあります。また、ファンドには、購入時に通知されない隠れコストと呼ばれるコストもかかってしまいます。

いづれにしても、資産運用する上で「投資コストを最小限に抑える」ことは絶対であり、購入時には気を付ける必要があります。

1%のコスト差であっても、将来にわたって数千万円の差になることもあります。
徹底的にコストを抑えることを意識してほしいと思います

投資先に悩んだらインデックス・ファンドを選びましょう!
コストが安くて分散投資もできる優良ファンドです。
・eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
・eMAXIS Slim 全世界株式(通称:オルカン)

以上、最後までお読みいただきありがとうございました。

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この記事を書いた人

はんのアバター はん お金からの自由を目指す20代会社員

お金に縛られない自由を求めて資産形成中の20代サラリーマン。20代で1000万円をためたノウハウやこれからの資産形成について発信しています。資産形成をする若者がFIREを目指すまでの記録。

持株月5万/オルカン月30万/個別株不定期/資産1500万達成
多くの方と情報交換出来ればと思いますので、よろしくお願いします!

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