バンガード創設者の投資信念から学ぶ資産形成術

今日もお金の勉強して新たな知識を付けていきましょう!

正しく確実に再現性をもって資産形成するためには、普遍的で正しいお金の知識を付けることが大切です。
今では、ネットからTwitterなどでも多くのお金の勉強をすることができます。せっかくなので今回は踏み込んで、「世界」からお金の知識を学んでいきましょう

この記事は、普遍的で万人に有効な「投資の10箇条」について書いています。
約15分(3000字)で読むことができます。

はん

お金に縛られない自由を求めて資産形成中の20代会社員が自身の経験をもとに、資産形成のノウハウやお金の知識について発信している著者が執筆しています。
 ・20代会社員
 ・社宅一人暮らし
 ・20代1000万円達成
 ・積立投資:持株会5万/オルカン10万
 ・高配当株や個別株を不定期にスポット買い

日本の株クラに比べて遥かに大きく、学術研究も広く行われている本場アメリカから資産形成の極意を学べる内容になっています。世界からお金の知識を学んで、より一層資産形成を強固なものにしましょう!

目次

海外投資コミュニティ「Bogleheads」とは

バンガード創設者のボーグル氏

バンガードという名前を皆さんはご存じでしょうか?
今ではメジャーな存在となっている個人投資家向けインデックス・ファンドを初めて作った投資会社です。今でも世界最大の資産運用会社として君臨しており、多くのインデックスを所有しています。

そのバンガード社の創設者であるボーグル氏は、「長期」「分散」「低コスト」での資産形成を信念として持っており、バンガード社を通じて広く世界へ広めていきました。

投資コミュニティ「Bogleheads」

そんな投資信念を受け継いだコミュニティがBogleheadsという海外投資コミュニティです。
資産形成は早く初めて時間を味方につける、資産に応じた貯蓄できる生活、先取り貯金、長期分散投資、市場の上下に左右しない投資計画、など私たちが学ぶべき資産形成術は今も昔も共通していますね。

普遍的な資産形成を教えてくれるだけでなく、今までのお金の知識を現代の学術研究を基に裏付けしたり、新たなお金の知識を得ることができます。Bogleheadsはアメリカ発ではありますが、それらの知識や原則は世界中に通用します。

「一般の投資家に公平な機会を与えよう」というBogleheadsのモットーをもとに、
投資先進国のアメリカが何を考えて何を実践しているのかしっかりと把握して、私たちの土台としましょう!

「Bogleheads」から海外の投資トレンドを知ろう!

資産形成の10箇条

役立つ投資情報がたくさんありますが、今回はまず初めに把握しておきたいお金の原則を紹介します。
それぞれのテーマに関しては、今後解説予定ですのでお楽しみに!

1. 収入以下で生活する

投資するお金を確保することが目的です。

当たり前ですが、収入>支出 となるような生活をすること。また、本当に必要なものや幸福に繋がるお金の使い方だけを徹底し、正しいお金の使い方をすることが大切です。

そのためにも、家計を振り返り見直しましょう!

2. 早く投資を始めて、定期的に追加する

ここでは投資のスタンスの話です。

投資資金を確保したら、なるべく早い段階で投資を始めましょう。
アルバイトを始めた大学生から、就職した社会人から、など若いから関係ないと思わず、できるだけ早期に投資の世界に入ることが重要です。

また、収入>支出の状況から毎月一定額を定期的に投資に回すことも必要です。若いうちから、長期の定期投資できる投資習慣を身につけることが大切です。

3. 適度なリスクをとる

投資にはリスクがつきものです。

この時、リスクが高すぎたり、低すぎたりするのはダメです。自分のリスク許容度に応じた適切なリスク(弱気相場時に狼狽売りしないで生活ができる)を負った資産配分を考えましょう。多くの人には、株式が適切です。

4. 分散投資する

投資する際には、分散投資を心がけましょう。

ポートフォリオがある一社に偏っていては、万が一の時に破産するしか道がなくなります。広く分散することで適切な期待値を持ちながらリスクを大きく減らすことができます。一般的には、分散されたファンドや市場全体を購入することが望ましいです。

5. 投資コストを最小限に抑える

年間0.15%と年間0.15%の投資コストの差を見たとき、どう思うでしょうか。

上記の投資コストの差は、30年間で見ると数千万円の差に広がる可能性があります。FIREを考えているなら、人生設計する上で10年もの差になることでしょう。たった0.05%ですが、長期的にみると大きな差になります。
だからこそ、投資コストをしっかりと把握して、最小限に抑えることが必要なのです。

6. 投資はインデックスファンドをメインに

「長期」「分散」「低コスト」の話をしてきましたが、それに合う投資商品として最もふさわしいのは「インデックスファンド」です。

インデックスファンドを利用することで、株式市場全体を購入することができ、運用やポートフォリオのリバランスも低コストに自動的にお任せすることができます。世界経済の成長を生かして、資産形成を盤石なものにしましょう!

7. 税金を最小限に抑える

さらに注目してほしいのが、「税金」です。
投資コストと同じように、知っているだけで税金を節約でき、自分自身でコントロールすることができます。

また、再投資する際の税金コストにも注視しましょう。
例えば、高配当株では税金が引かれた額を再投資に回すことができる一方で、インデックスファンドでは税金が引かれる前の全額を自動再投資することができます。再投資に回すお金が、税控除前なのか後なのかの差も将来の資産形成に大きな差を生みます。

8. 市場のタイミングを計ろうとしない

今、投資をしようかやめようか考えている人は要注意です。

市場に入るタイミングを見極めようとすればするほど、投資パフォーマンスは悪くなる傾向にあります。これは、市場傾向を予想できないことにあり、投資家の大多数は市場平均に勝つことはできません。

長期にわたって一貫した投資スタイルを続けるためにも、定期的に継続して投資を行うことが大切です。

9. 投資手法はなるべくシンプルに

バンガード社の創設者であるジョン・ボーグル氏の言葉を借りれば、

シンプルさは経済的成功へのカギです。
複数の手法があるならば、最も単純な方法を選択しましょう。

ジョン・ボーグル

投資がシンプルであることは、時間がかからず効率的であるだけでなく、投資効果を把握しやすくなります。
・ファンドを利用した投資対象のシンプル化。
・毎月の定期的な自動積立による投資手法のシンプル化。
シンプルであることの利点を最大限利用しましょう!

10. 長い間投資の世界に居続ける

最後に、1~9をひたすらずっと続けることです。

同じ投資先・投資手法に飽きて、他の投資を始めてもダメ。
隣の芝を見て投資方法を変えてもダメ。
市場の下落時に狼狽売りしてもダメ。

これらの忍耐の先に、経済的成功が待っています。

まとめ:お金の知識は今も昔も世界共通

以上、資産形成を目指す者への十箇条をご紹介しました。

どれも単純で当たり前かもしれませんが、出来ていないことも多いのではないでしょうか。
シンプルなことをずっと続けることは難しいことです。20代からの資産形成術では、挫折せずに投資をしてもらうために様々な情報を発信し続けます。これからも一緒に資産形成に取り組みましょう。

・貯蓄額を増やすこと
・適度なリスクを取って投資すること
・長期、分散、低コストを実践すること
・節税効果が高い方法で再投資すること
・市場に居続けること

以上、最後までお読みいただきありがとうございました。

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この記事を書いた人

はんのアバター はん お金からの自由を目指す20代会社員

お金に縛られない自由を求めて資産形成中の20代サラリーマン。20代で1000万円をためたノウハウやこれからの資産形成について発信しています。資産形成をする若者がFIREを目指すまでの記録。

持株月5万/オルカン月30万/個別株不定期/資産1500万達成
多くの方と情報交換出来ればと思いますので、よろしくお願いします!

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